こんにちは、現役公務員のミドニーです!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは、公務員の住宅ローンの金利や返済方法!2馬力共働き夫婦はどうする?です。
公務員は変動金利と固定金利どちらがオススメか?
繰り上げ返済のベストプランとは?
住宅ローン返済中の現役共働き公務員が、公務員の住宅ローンプランについて解説します!
住宅ローンは、変動金利と固定金利どちらを選ぶ?
将来の金利というのはあくまで見通しに過ぎず、実際の未来は分からないので正確なことは言えませんが…
私なら今は変動金利一択ですね!
ちなみに私も慎重に検討した結果、変動金利で住宅ローンを借りています。
具体的に比較検討する際のポイントについてお伝えしたいと思います。
住宅ローンの変動金利と固定金利の比較
金利は固定金利よりも変動金利の方が圧倒的に安いです。
固定金利は将来の金利を一定にできるメリットがあるので、金利が急上昇した時に恩恵を受けられます。
しかし、その分、元々の金利は変動金利よりも高めに設定されています。
要するに、金利上昇のリスクに備えた保険料込みの利率というイメージです。
リスクが嫌いな安定志向の公務員マインド的には、固定金利をチョイスしたくなるところですが、それはNGだと個人的には思います。
公務員こそ、変動金利がオススメです。
特に2馬力の共働き夫婦なら、選択は変動金利一択かな、と思います。
その理由を詳しく説明していきます。
公務員が住宅ローンで変動金利を選択すべき理由
固定金利というのは、長期にわたって金利が安定するというメリットがあります。
つまり30年前後の長期間にわたって住宅ローンを返していくつもりの人にメリットがあるということ。
住宅ローンを借りる時は、多くの方が30年前後の長期ローンを組むと思いますが、実際は繰り上げ返済をして、前倒しで全額返済する人も多いです。
公務員の場合も、資金力的に繰り上げ返済で早めに住宅ローンを返すことは可能です。
ましてや共働きなら、早期に繰り上げ返済で完済するケースが多いでしょう。
そうすると最初は長期間のローンであっても、最終的には予定より短期間で返済してしまうことになります。
つまり、あえて30年後のリスクを考える必要がないのです。
ただ、高給取りの人であっても、10年20年という長期間で考えると、仕事をクビになるとか、給料が激減するといった、想定外のケースが発生することもあります。
そうなると短期間で繰り上げ返済するつもりだった住宅ローンが、思うように返済できないといった事態が生じてしまいますよね。
しかし公務員であれば、将来的に安定した収入の見通しが可能なため、その他の職業よりも突発的な事情で資金難に陥るという可能性が極めて低いです。
安定収入があり繰り上げ返済が可能と思われる公務員が30年後のリスクを考える必要は、どれほどあるのでしょうか?
そう考えると、公務員が固定金利を選択する必要性は薄いと思いませんか?
ちなみに後述しますが、住宅ローンは借りて最初の10年間は実質的に金利相当分の金額を払う必要がありません。
そのため10年間で住宅ローンを返せそうな公務員であれば、変動金利一択で良いと思います。
10年以内に変動金利が急上昇するというリスクはありますが、30年後の金利よりは見通しが立てやすく、金利上昇リスクも低いからです。
実際、現在は変動金利だとかなり低い金利となっているため、私の周囲の公務員も変動金利を選択する人が圧倒的に多いです。
公務員と住宅ローン控除
住宅ローンを借りると、住宅ローン控除を10年間受けられます。
住宅ローン控除とは、住宅ローン残額の1%分だけ税金が安くなるという制度。
例えば金利が0.7%ならば、住宅ローン減税期間の10年間は0.3%分が個人の儲けになってしまうという仕組みです。
1%(安くなる税金)ー0.7%(払う金利)=0.3%(手元に残るお金)
※住宅ローンには、金利以外にも費用が発生しますので、本当は儲け額はもっと少ないのですが、ざっくりとしたイメージということでご了承ください。
そのため、今の安い金利が急上昇することがないという前提で考えれば、変動金利で借りて、住宅ローン減税がなくなる10年後くらいに完済してしまうというのがベストです。
ちなみに、ちょこちょこ繰り上げ返済を繰り返しのではなく、10年後にまとめて完済というのがポイントです。
こまめに返済すると、住宅ローン控除で生じる儲け部分が少なくなってしまいます。
共働き公務員であれば10年で住宅ローンを完済するということは実現不可能ではありません。
早期にローンを返済できる資金力のある人に、わざわざ固定金利を選ぶメリットは少ないのです。
住宅ローンでお金儲けをする裏技
資産運用などをしている人は、早めに住宅ローンを返すよりも、多めに借りた金額で資産運用をするという考え方もあります。
正確には、住宅ローンの繰り上げ返済に回せる余裕資金を、返済ではなく投資の方に回すというのが正しい表現ですけどね。
実は共働き公務員である私も、この方法を実践して利益を得ています。
変動金利で借りていれば、住宅ローンの金利は1%以下になります。
一方で、さほどリスクを取らず安全に資産運用をした場合、少なく見積もって3%前後の利益を得ることは難しくありません。
つまり差額の2%部分が、儲けになるということ。
3%(投資収益)ー1%(住宅ローン利息)=2%(手元に残るお金)
1000万円運用すれば、年間20万円になります。
複利効果を計算に入れなくても、10年で200万円です。
また実際は、資産運用で5%くらいなら十分に利益を見込めることが多いので、そうなると10年で400万円です。
換金性の高い投資手法を選択しておけば、金利上昇により儲けが少なくなってきた段階で、一括返済してしまうという方法も取れます。
ただし、これはリスクも伴いますので自信と資金力に余裕がある人にのみオススメできる方法です。
自分の経験上、やり方さえ間違えなければ誰でも簡単に実現できると思っていますが、そこは自己責任でお願いします。
こんな方法で副収入を得ることもできる、ということでご紹介しました。
まとめ
公務員が住宅ローンを借りる時の金利と返済方法のベストプランは以下のとおりです。
- 変動金利で住宅ローンを借りて、10年後に一括繰り上げ返済
- 10年以内は繰り上げ返済不要
- 返済に20年以上かかりそうなら固定金利も要検討
一生ものの大きな買い物だからこそ、くれぐれも慎重に検討しましょう。
住宅ローンについての検討ポイントは、他にも色々あります。
以下の記事に書いてある内容についても、併せて検討してみてください。
参考:公務員が借りる住宅ローンはいくら?4000万〜5000万円は余裕!?
それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!