こんにちは、現役公務員のミドニーです!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは、「公務員は性格悪い」は真実か!?嫌われ公務員をやってる私の話です。
「公務員は性格が悪い」というのは真実?
公務員ということを理由に嫌われることはあるの?
現役地方公務員が、嫌われ公務員の真実について語ります!
公務員は性格悪いは真実か
早速ですが、公務員が性格が悪いというのは真実だと思いますか?
性格の悪さというのは、人によっても判断の分かれるところですし、客観的に数値などで測れるわけではないので、データで示すことは難しい問題です。
ネット上などでは、公務員は性格が悪いといった口コミが多く見られます。
具体的には、以下のような内容。
- 住民に対して上から目線
- サービス精神のかけらもない
- 特権階級かのような偉そうな態度
- 恵まれた待遇なのに、文句ばかり言っている
- 公務員はクレーマーが多い
読んでいるだけで公務員としては、悲しくなるような内容です。
ネット情報を見た印象としては、市役所などの窓口業務の公務員に不快な対応をされた人が、「公務員は性格が悪い」と捉えているケースが多いようです。
また、身近にいる公務員の知人等を見て、性格が悪いと感じている人も。
たまたま出会った公務員の性格が悪かったというケースが、強調されて発信されているのかな、と思います。
むしろそうであってほしい、という願望も混じっていますが…。
そもそも「◯◯職業は性格が良い」なんて話を発信する人はあまりいないですしね。
ネットにあふれる話は、基本、悪口ですから。
公務員だから性格が悪いわけではない
現役公務員が公務員を擁護したところで、説得力はないのかもしれませんが、客観的に見ても公務員だから性格が悪いといったことはないと思います。
公務員である私には、おそらく一般の人よりも多くの公務員の知り合いがいます。
当たり前ですが、職場の同僚は皆公務員です。
同僚以外にも、公務員の友人・知人が職種問わず多くいます。
その同僚たちが、他の民間企業の知人や公務員でない人と比べて性格が悪いのか、と問われると、そのようには全く感じません。
もちろん、性格がすごく悪い公務員もいます。
逆に、性格がすごく良い公務員もいます。
それは公務員だからどうこうということではなく、どんな職業でも良い人・悪い人はいるという話です。
公務員は偉そうなのか
公務員は見下した態度をとるのか、ということについては、自分自身も公務員である私には、実体験がないので何とも言えません。
公務員である私が、職業を理由に同じ公務員から見下されることは基本的にない、ということになりますので。
ただ、公務員である自分自身には、公務員でない人を見下すといった考え方は、一切ありません。
別に良い人ぶりたいとかではないですよ(笑)
ぶっちゃけ、人を見下せるほど公務員が偉い職業だとか、特権階級だなんて、露ほどにも思っていないからです。
公務員はエリートでも金持ちでもなく、ただの公的機関のサラリーマンです。
公務員以外の人を偉そうに見下すなんて、むしろ恥ずかしくて出来ませんから。
公務員の実際の生活レベルについては、以下の記事を参考にどうぞ。
公務員だと嫌われるのか
世間的に公務員は、バッシングの対象になりやすい職業です。
要するに、嫌われています。
このことは、実体験としてもしばしば実感します。
私が公務員であることを知らない人から、公務員の悪口を直に聞いたこともあります。
それゆえに、私は公務員であることをむやみやたらに人に話したりはしません。
近所の人でさえ、親しい人以外は私が公務員であるということを知りません。
保育園のママ友などにも、あえて聞かれない限りは、自分が公務員であるということは話しません。
公務員であるということを積極的に話してしまうと、それだけで「自慢している」と思われかねないからです。
正直、自慢するほどの職業ではないのですが、「公務員は楽なのに給料高すぎ」と勘違いしている人が一定数いることは事実です。
そのため、人に聞かれるまでは、自分の職業の話はしないというのが、余計な妬みを受けずに身を守るためのマイルールです。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
公務員は職業や身分を隠すべき!?公務員と知った時の周囲反応とは!?
「これだから公務員は…」と言われた話
公務員だからという理由で、友人や知人に嫌われたという経験はありません。
自分が気づいてないだけだったら悲しいのですが、自覚はありません。
しかし、第三者から「これだから公務員は…」というような捨てゼリフを言われたことはあります。
自分としては、お役所対応などと批判されないように、誠意をもって対応に勤めていたため、それなりにショックな出来事でした。
なぜそのようなことを言われたのか、具体的な話をしたいと思います。
細かなことは書けないのてすが、業務である手続きを希望する人の相談に乗っていた時のことです。
相談者は手続きができる条件を満たしていなかったため、「ルール的に、あなたの手続きはできません」ということを、できるだけ丁寧かつ穏やかに説明したつもりでした。
しかし納得していただくことができず、「これだから公務員は、事務的な対応しかできない」というようなお叱りを受けてしまいました。
正直、公務員の仕事はルールや法律に則ってやらざるを得ない部分が多くあります。
そのため、怒鳴られたところでルールは変えられません。
担当の判断でルールを根本から変えたりしたら、それこそ不平等です。
ただ、決まったルールを納得してもらえるように、言い方を考えたり、分かりやすく説明したり、共感・傾聴の姿勢を意識したり、という点で努力するしかありません。
公務員のくせにと言われたことはショックで反省する部分もありましたが、やはり世間的には公務員は融通の利かないお役所や役人といったイメージが前提にあるのかな、ということを感じたエピソードでした。
まとめ
誰だってどんな仕事の人だって、人に嫌われるのは気分の良いものではありません。
しかし公務員をやっている以上、世間的に批判されるということは、ある程度あきらめなければいけないのかな、とも感じています。
最近では、公務員組織も色々な面で民間企業に近くなってきたと感じることが増えました。
人と接する業務などについても、以前よりも対人スキルの高い職員が増えたように思いますし、公務員も接客業だと心得て窓口対応にあたっている職員も多いのではないかと思います。
世間のイメージというのは、すぐに大きく変わるものではありません。
公務員一人一人の心がけで、少しずつ公務員に対するイメージが改善していけば良いな、と願うところです。
まずは自分自身の日々の行動から、気をつけないといけませんね。
現役公務員が公務員であることを理由に嫌味を言われたり、といった体験談については、以下の記事を参考にどうぞ!
それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!