市役所や県庁の営業時間は何時から何時まで?土日祝日は?

こんにちは、現役公務員のミドニーです!

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今回のテーマは、市役所や県庁の営業時間は何時から何時まで?土日祝日は?です。

市役所や県庁の営業時間は何時から何時までなのか?

土曜日や日曜日、祝日の営業はどうなっているのか?

現役公務員が役所の営業日・営業時間について解説します!

市役所や県庁の営業時間

市役所や県庁の営業時間というのは、すなわち公務員が勤務している時間と一致します。

公務員の勤務の基本は、8時30分から17時15分まで。

また、12時から13時まで、1時間のお昼休みを取得することになりますので、差し引き7時間45分が勤務時間となります。

そのため8時30分から17時15分までが、市役所や県庁の正規の営業時間となります。

営業時間外でも窓口等の対応はしてもらえるか

正規の営業時間は決まっていますが、営業時間外は一切対応してもらえないというわけではありません。

実際、始業時間である8時30分よりもかなり前に出勤している公務員は多くいますし、17時15分以降に残業している公務員というのもそれなりにいます。

また、お昼休み時間中であっても自分の席にいる公務員は少なくありません。

そのため、出勤している公務員がいれば対応してもらえるケースが多いでしょう。

ただし市役所の窓口業務のように、明確に対応時間が定まっているようなところもあります。

これは時間を区切って対応しないと、キリがなくなってしまうというような事情によるところです。

部署や時期によっては、深夜遅くまで残業している公務員もいますが、残業中でも窓口対応を全てするとなると、いつまでたっても帰宅できません。

それでは夜間窓口と変わりありませんからね。

そのため、窓口については、おおよそ対応時間というのが定められているのです。

市役所窓口の営業時間の例外

窓口だからといって17時15分ぴったりまでしか対応してもらえないわけでもありません。

平日の昼間は仕事をしている住民が多いため、そのような人に対応するために17時15分以降も夜間窓口を設けているというようなケースがあります。

ここら辺の事情は、お住まいの市町村によって異なりますので、ホームページなどで確認してみると良いでしょう。

曜日限定で夜間窓口などを設けている市町村役場なども結構ありますよ。

市役所の営業時間ギリギリに訪問した場合どうなる?

窓口などの営業時間が定められている場合に、営業時間終了ギリギリに訪問した場合であっても、訪問した時間が営業時間内であれば基本的には対応してもらえます。

例え、手続きや対応の最中に営業時間が過ぎてしまうことが分かっていたとしても、それを理由に対応を断られることはありません。

また、若干営業時間を過ぎていたとしても、定時ぴったりに帰宅する職員ばかりでないため、柔軟に対応してもらえることもあります。(色々な自治体があると思うので、保証はできません)

役所と言うと「融通がきかない」というイメージがあるかもしれませんが、実際は住民サービスというものを意識して働いてる人も多いです。

「時間が1分過ぎているので、また明日来てください」などと事務的に冷たくあしらわれることはほぼ無いはずです。

インターネット上では「役所でとても冷たい対応をされた」という書き込みが目立ちますが、それはあくまでレアケース。

一部の問題行動が「公務員の対応は酷すぎる」という悪い公務員イメージにつながってしまうことを残念に思っています。

多くの公務員は、そうではないということも知ってもらえたら嬉しいです。

土曜日・日曜日・祝日は役所は営業しているのか

公務員の休日は基本的に土曜日・日曜日・祝日です。

土日祝日は役所は原則として営業していないため、土日祝日に役所に出向いたとしても、窓口対応は基本的に受けられません。

ただし、休日対応窓口を設けている市役所等もありますので、ホームページなどで個別に確認をしてみるとよいでしょう。

実際は土日でもサービス出勤をしている公務員はいるのですが、詳しくは公務員の残業手当に上限はあるの?残業代未払やサービス残業の実態とは!?の記事をご覧ください。

営業時間外や土日祝日に市役所や県庁に電話をかけた場合

営業時間外や土日祝日に市役所や県庁に電話をかけた場合でも、つながることはあります。

例えば残業や休日出勤している公務員がいた場合。

電話がかかってくれば電話を取りますので、普通に繋がります。

また、役所の代表電話番号などにかけた場合は、休日や時間外対応の委託警備員などが対応してくれることもあります。

ただし、休日専門の対応者というのは公務員ではないため、詳細な問い合わせに対する回答はできないことが多く、必要としている情報を得られる可能性は低いです。

また、例え公務員に電話がつながったとしても、公務員の仕事は担当ごとに細かく分かれていますので、誰でも何でも分かっているというわけではありません。

そのため、担当職員が不在の場合は、答えられないということも多くあります。

時間外に電話がつながったとしても「後日折り返します」とか「後日またかけ直してください」というような対応になることがほとんどです。

よっぽど急ぎでない場合は、二度手間になりますので、営業時間内に電話をかけることをオススメします。

役所に用事があって出向くときの注意点

簡単な窓口での事務手続きであれば、対応可能な職員が複数いることが多いため、営業時間内に出向くことで目的を果たすことができるでしょう。

しかし、特殊なケースや複雑な問い合わせなどの場合、対応できる担当職員が限られていることもあります。

また、問い合わせ内容によっては、事前に役所側で資料等を準備をしておかなければすぐに答えられないというようなことも。

心配な場合は、あらかじめ役所に電話をし、担当職員が出勤している日などを確認して訪問するのがベストです。

そうしないと、せっかく訪問しても二度手間になってしまうこともあります。

役所側としても、あらかじめ問い合わせ内容などを知っておいた方が、的確な対応をスムーズにできますので、お互いにとってメリットが多いです。

面倒なようですが、いきなり訪問するよりも一度電話をかけてから訪問した方が結果として良いということもあるのです。

まとめ

一般的に、窓口サービスが多い市町村役場というのは、対応時間というのが明確に定められていることが多く、夜間や土日などの時間外対応も設けられているケースが多いです。

一方で都道府県庁などの窓口対応が少ない部署というのは、あえて窓口対応時間というものが設定されていません

それほど外からお客さんが来ないためです。

そのため時間外に突然訪問したとしても、誰かしら職員がいれば対応してもらうことはできます。

ただ、窓口以外の部署に直接いらっしゃるお客様というのは、複雑なご相談をされることが多いので、できれば来る前に電話をいただけるとありがたいです。

そうすれば、役所側でも色々と準備する時間がとれますので、より有益な情報を提供してもらうことができると思いますよ。

それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!