公務員の名刺は自腹で作成!?印刷デザインの種類や自費or公費の違いについて!

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現役公務員のミドニーです。

今回のテーマは公務員の名刺は自腹で作成!?印刷デザインの種類や自費or公費の違いについて!です。

公務員が仕事で使う名刺ですが、当然支給されるなんて思ったら大間違い!

公務員名刺の印刷事情や、公務員名刺の色々なバリエーションなどを現役公務員がお伝えします。

公務員同士で山ほど名刺交換した経験があるからわかる、意外と知られていない公務員の名刺事情を大公開です!

公務員は仕事で名刺を使うのか

社会人の必須アイテムでもある名刺。

公務員も仕事で名刺を使う事ってあるのでしょうか。

早速見ていきましょう。

部署によって異なる名刺事情

役所には様々な部署があります。

窓口対応をする部署、内部管理事務を専門に行う部署、民間企業と頻繁に接する部署など、その仕事内容も様々です。

実は私は、某自治体の公務員に採用されてから最初の数年間は、名刺を持っていませんでした。

なぜなら名刺を使う機会が一切無かったからです。

最初の職場において、名刺を持っていないことで困った経験は一度もありません。

公務員組織において名刺を全く使わない部署というのは、実は半数以上にのぼります。

特に出先機関などに配属された場合、名刺を頻繁に使う機会はほとんどないです。

名刺を使う機会というのは、主に民間企業の人や外部団体の人と頻繁に接触がある部署や、全国会議や地域会議などで、他の自治体の人と会う機会がある人などに限られます。

役職によって異なる名刺事情

名刺を必要とするかどうかは、役職によっても異なります。

ある程度偉い人、公務員で言えば50歳以上の課長とか部長とかですと、新しい部署に異動した際に関係団体へ挨拶に回ったり、また他の自治体から就任挨拶に来るお客さんを迎えたりといった感じで、職場を代表して挨拶をする際に名刺交換が必要になるというケースがあります。

そのため偉くなればなるほど、名刺の消費量が増えます。

特に人事異動がある4月は、一年で最も名刺を使う時期。

上司の名刺がすごい勢いで減っていくのを、いつも目の当たりにしています。

一方で若手職員は、部署や仕事内容によって名刺を使うこともありますが、必ずしも名刺を必要としないことも多いです。

就職や異動が決まって名刺入れを準備する前に、自分の配属先で名刺が必要なのかどうか、先輩職員などに確認してみると良いでしょう。

公務員の名刺の種類

私は仕事柄、様々な自治体の人と名刺交換をする機会があります。

国、都道府県、市町村など、全国や地域での会議などに出席すると、帰る時には大量の名刺コレクションが(笑)

名刺のデザインなどは自治体によって様々ですので、どのような名刺があるのか、色々なパターンをご紹介いたします。

シンプルな定番名刺

役職のある偉い人や年配の人に多いのが、自治体のロゴマークのみが入ったシンプルな白い名刺です。

自治体が名刺を支給してくれるような場合も、皆が同じ揃いのこのタイプの名刺を使っていることが多いです。

名刺を渡すシーンによっては、無難な名刺が良い場合もあるので、心配な方は一応用意しておくと便利です。

ゆるキャラが印刷された名刺

徐々に増えてきているのが、名刺にゆるキャラが印刷されている名刺です。

市町村などを中心に半数程度(半数以上かも)がゆるキャラ入りの名刺を使っているのではないかと思います。

また、ゆるキャラ名刺デザインにはバリエーションがあり、同じ自治体でも、人によって違うデザインのゆるキャラ名刺を使っていたりもします。

観光PR入り名刺

観光地や特産品などの写真を印刷した名刺も見かけます。

ゆるキャラよりも地域のPRにつながりますし、受け取った方も、掲載された写真に関する話題を振りやすいので、このタイプの名刺がもっと増えても良いのに、と個人的には思います。

私のおススメ名刺です。

個性的な名刺

なかには、珍しい個性的な名刺を使用している公務員もいます。

  • 名刺の形が四角じゃない(特産品やゆるキャラの形など)
  • 公務員っぽさの一切無いオシャレ名刺(自作)
  • 名刺に自己紹介のQRコード付き
  • 似顔絵・自分の写真入り名刺
  • キラキラホログラム名刺

どれもレアケースですが、間違いなく話題のきっかけにもなりますので、アリだと思います。

凝った名刺って大切に保管したくなりますしね。(その分値段も高いのがネックですが)

名刺交換をきっかけに、自分のことを覚えてもらえる効果も期待できます。

公務員の名刺は支給されるのか

無難な名刺から珍しい名刺まで、公務員が使う名刺は様々ですが、それって全部支給されるの!?という疑問にお答えしていきます。

名刺が支給されるパターン

印刷済みの名刺を支給されるという公務員職場もあります。

普通にイメージすると、これが当然だと思うかもしれませんが、実はそうでない自治体が意外と多いのです。

私も公務員に就職するまでは、名刺というのは当然どこの自治体でも職場から配布されるものだと、信じていました。

必ずしもそうではないと知った時、結構衝撃を受けたのを覚えています。

名刺用の紙を配布されるパターン

印刷した名刺の配布はないけれど、名刺印刷用の紙は配布してくれるというパターンです。

名刺用に切り取り線のついた 白い紙だけは備品として購入してもらえますが、印刷は自分でやる必要があります。

カラープリンターがない職場が多いため、カラーで名刺を印刷するためには、自宅のプリンター(インク代は自腹)で印刷をしなければなりません。

面倒なため、自分で印刷せずに自腹で業者に注文してしまう人も多いです。

職場単位で発注したり、庁舎内の売店で注文したりといったことが可能なケースもあります。(もちろん自腹)

自治体によっては、観光PR写真などがあらかじめ印刷されたデザイン入の名刺用紙を配布され、そこに自分の個人情報だけを追加印刷するというパターンもあるようです。

名刺に関して一切支給されないパターン

名刺そのものも、印刷用の紙も一切職場から支給はされないというケースも実は多いです。

大量に名刺を使う部署に異動になると、名刺代が完全に自腹というのは意外ときついもの。

名刺は100枚1,000円ほどですが、一回の出張や会議で数十枚単位で配ってしまうので、塵も積もればかなりの負担になります。

名刺を必要としない部署にとっては関係ない話ですが、大量の名刺を配る必要がある場合、金銭的に辛いものがあります。

せっかくだからとオシャレな名刺をオーダーすると、自腹が増える一方という悲しい現実が。

民間企業の名刺事情

参考に、民間企業の名刺事情についてもお伝えしておきます。

民間企業に関しては、それなりの規模の企業であれば、名刺が会社から支給されるのが一般的です。

仕事で使うのだから当たり前っちゃ当たり前ですよね。

そのため、同じ組織なのに人によって違う名刺を持っているというのは、ある意味公務員ならではのもの。

自腹や印刷の手間は憂鬱ですが、オリジナル名刺が許されていることをメリットと捉え、個性のある名刺にチャレンジしてみるのも良いと思いますよ。

まとめ

公務員の名刺が自腹という事実は、意外と知られていないので、公務員以外の人に言うと驚かれます!

驚かれるついでに会話のきっかけとして利用してしまうのも良いですね。

「名刺は各自で用意するので、みんなデザインが違うんですよ!私なんて5種類も持ってますよ!」

などと言いながら名刺交換をすると、そこから会話が盛り上がったりすると思います。

自腹はキツイですが、それも逆手にとって仕事に活かしてしまいましょう!

↓名刺事情についてはこちらもどうぞ!

公務員の名刺入れを男女別に紹介!どんな種類を使ってる人が多いの!?

それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!

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