こんにちは、現役公務員のミドニーです!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは、公務員は職業や身分を隠すべき!?公務員と知った時の周囲反応とは!?です。
夫や自分自身が公務員であることを、周りに隠している人って結構多いです。
職業・身分が公務員であることを伝えたらどんな反応をされるのか?
公務員であることを隠すべきシーンなどについても、 現役公務員が実体験を踏まえて、詳しくお伝えしていきます!
職業・身分は格好のネタ
人の職業って話題になりやすいです。
『○○さんの旦那さんって○○商社にお勤めなんですって~』
みたいな話題、みんな大好きです。(特に女性)
なぜ職業が話題になりやすいのか?
それには、3つの理由があります。
職業・身分で収入を推測できる
他人の所得事情って、みんな実際気になるものですよね。
でも正面切って「お給料はいくらですか?」とは聞けない。
そのため、職業・身分を聞けば、 おおよその推測はできるというわけです。
人は、自分と他人をあれこれ比較するのが大好きです。
比較ポイントの中でも、「収入」というのは、その人の評価を決める大きな要素とみなす人が多いため、「気になる!」となってしまうわけです。
職業で学歴を推測できる
所得に次いで噂になりやすい個人情報が、その人の学歴。
これも、 大卒ですかとか、どちらの大学出身ですか、なんて聞く人はほとんどいません。
しかし、職業を聞けば、その人がどのくらいの学力レベルなのかを推測できます。
職業がわかると人柄のイメージがしやすい
職業が分かると、その人がどのような人なのかなんとなくイメージがしやすいですね。
例えば、公務員と聞けば真面目なのかなとか、消防士と聞けばスポーツマンで筋肉ムキムキなのかなとか。
皆、人の職業を聞くことで、無意識に色々な個人情報を推測しているのです。
職業を聞かれて公務員と答えると言われること
私は女性公務員ですが、職業を聞かれて公務員と答えると、だいたい以下のような反応が返ってきます。
- 良いところにお勤めですね
- 優秀なんですね
- ずっと働けていいですね
他人の職業に正面切ってダメ出しをする人はいないので、まぁこういう反応になります。
腹の中で実際どう思っているかは、また別の話です。
地方では、職業の選択が極めて限られるため、 地方公務員はいわゆる優良企業部門に分類されます。
ちなみに、公務員は楽というイメージがあるせいか、大変なお仕事ですねと言われたことは一度もありません。
公務員の世間のイメージについては、以下の記事に詳しく書いていますので、参考にしてみてください。
会社員に公務員のイメージを聞き、それに現役公務員が反論してみた!
職業を隠すべき4大シーンは、近所、飲食店、ママ友、営業マン
職業を聞かれても隠した方がよいシーンは主に4つ!
とりあえず、隠せるうちは隠すべし、です。
近所に公務員とばれると面倒なことが多すぎる
日本広しと言えど、どこにでも噂好きの近所のマダムというのは存在するもの。
近所の誰か一人に職業を明かせば、あっという間に近所中が知っていることになります。
近所の人とは、お互いに日々の暮らしぶりが見て取れる関係にあります。
裕福そうだとか、仕事が忙しそうだとか、夫婦仲が悪そうだとか。
それらの生活のすべてを、公務員と結びつけたがる人って実際います。
「公務員は平日でも仕事を休めていいわね」とか、「 公務員は給料が高いから生活が楽でいいわね」とか、ほんと余計なお世話です。
引っ越しは頻繁にできませんので、 近所付き合いは程よい距離感を保ちつつ、職業もなるべく明かさずがベストです。
職業ネタはママ友の妬みを買いやすい
ママ友付き合いにおいて、職業ネタは最も注意すべきポイントです。
自分の職業というより、夫の職業で妬みを買いやすいからです。
実際、公務員なんて安月給のサラリーマンとほとんど変わりませんが、世の中にはそう思っていない人もいます。
余計な妬みを買いたくないのであれば、職業ネタは避けた方が無難です。
現役公務員が語る妬まれ体験談については、以下の記事をご覧ください。
公務員は格好の営業ターゲット
公務員といえば、長期的に安定した給料が保証されている職業。
住宅ローンや保険など、長期的に安定した支払いができる人を優良顧客として獲得したい営業マンにとっては、格好の営業ターゲットになります。
実際、住宅展示場などでは、公務員であることがわかると営業マンの押しが強くなります。
その気がないのなら、公務員であるという事は伏せておいた方が面倒が少ないでしょう。
飲食店で公務員が騒ぐと役所にクレームがくる
公務員に対する世間の目は厳しいです。
公務員だってただの雇われ労働者にすぎないのですが、公務員が飲食店で騒がしく盛り上がっているというだけで、役所にクレームが来たりします。
他のお客様の迷惑になるような行為はよろしくありませんが、 例えば一般企業のサラリーマンが同じように騒いでいたところで、その人の 会社にクレームが行くことは、まずありえません。
他にも、 会議が延長したなどの理由で昼休み中に昼食を取れなかった人が、午後1時過ぎに昼食をとっていると、 時間外に休憩をしている公務員がいるとクレームが入ります。
このようなびっくりクレームの例は、山ほどあります。
公務員とバレたら、 どんな理由で通報されるかわかったもんじゃありません。
皆が公務員のことを目の敵に しているわけではありませんが、少なからずそういう人もいるということは頭に入れた上で、 公務員であることは、むやみに明かさない方が賢明です。
まとめ
今回のポイントです。
- 個人情報を知りたいために職業を聞きたがる人は多い
- 公務員は地方においては優良企業扱い
- 公務員であることがばれるとデメリットがある
公務員というのは、信頼性が高く、決して人からバカにされるような職業ではありません。
しかし一方で、 公務員を税金泥棒のように思っている人や、公務員には品行方正な行動を求めるという人も少なくないため、積極的に公務員であることをオープンにするのは、デメリットが大きいです。
具体的な職業を伝えたくない時は、「普通に勤め人です」とか、「 市内で事務系の仕事をしています」などとさらっと流しておくのも手ですよ。
ご近所マダムなどは、それでもめげずに『どちらの会社なの?』とか聞いてくるので、 逃げ切るのは至難の技ですが。。。
世間の公務員のイメージと現実とのギャップについては、以下の記事にまとめてあります。
公務員がブログ執筆で気づいたこと!ネットの公務員ネタって事実と違う!?
それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!