公務員がブログ執筆で気づいたこと!ネットの公務員ネタって事実と違う!?

こんにちは、現役公務員のミドニーです!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは、公務員がブログ執筆で気づいたこと!ネットの公務員ネタって事実と違う!?です。

公務員に関する情報はネットにあふれていますが、現役公務員からすると「事実と違うな~」と驚くようなことが書いてあるのをよく見かけます。

この記事では、ネットに書いてある誤った情報にツッコミを入れるとともに、誤った情報を信じて公務員になるとどんな悲劇が待っているのかについて書いていきます。

この記事を読んで、良くも悪くも、公務員のホントのところを知ってもらえれば嬉しいです。

ネットの公務員ネタはツッコミ所が多すぎる

ネットの公務員ネタにおける3大ツッコミポイントはこちらです。

公務員はそんなにラクではない

Google 検索に『公務員』と入力すると検索候補に現れる『公務員 ラク』というキーワード。

世間的には、公務員はラクというのが事実のように 扱われていますが、 現役公務員の私としては

いやいや全然ラクじゃないですから!!

と大声で叫びたい。

公務員はそんなに好条件ではない

若手公務員の給料って、かなり安いんです。

確かに、 公務員には充実の福利厚生制度制度があります。

でも制度があるからって、実際は全部使えるわけじゃない。

給料の面でも福利厚生の面でも、 同程度の学歴で入れる民間企業の方がはっきり言って良いです。

実際、大学の同窓会などに行くと実感するのですが 、公務員の私の待遇は、民間の大手企業に務める 友人の待遇よりだいぶ劣ります。

公務員はそんなにつまらなくない

公務員の仕事って、意外と楽しいですよ。

やりがいのある仕事、クリエイティブな仕事なども結構あるんですよね。

自分で企画した仕事で誰かに喜んでもらえたり、大きな成果を出したり、 公務員という仕事を選んでよかったなぁと嬉しく思った経験は、沢山あります。

公務員の現状は変化しているのに、ネット情報は変化していない

このことをすごく感じることが多いんです。

誰も見てないかなと思いつつ、自分はこのブログでリアルを発信していけたらと思っています。

ネットの公務員情報は古い

インターネットのってる情報って 常に最新情報っていうイメージがありますよね。

でも、公務員に関する情報に限って言えば、『いったい何年前の話だ!?』というような古い情報が溢れています。

公務員の実情を一番知っているのは現役公務員ですが、「自分は現役公務員です」と公言してブログを書いたり情報発信している人は少ないので(ここに1人いますが)、 正しい情報が広がっていかないのかもしれないですね。

身元がバレるというリスクを考えれば、当然ですけどね。

公務員批判という需要に応える記事が多い

公務員というのは、批判対象になりやすい職業です。

ネット上に『公務員の最悪すぎる対応について』という記事と、『 公務員の最高すぎる対応について』というネット記事があったとします。

どちらの記事がアクセスが集まると思いますか?

当然、『公務員の最悪すぎる対応について』です。

人は自分の意見に近いネット記事を読むという傾向があります。

公務員に批判的な人の需要に応えて、 ネット記事も公務員批判の立場に立ったものが多いです。

公務員を誤解して公務員になるのは悲劇すぎる

公務員になるなら、公務員の現実をきちんと知ったうえでなるべきです。

公務員に限った話ではありませんが、「知らなかった!!」と後で思っても引き返せませんからね。

勘違いして公務員になると、こんな悲劇が・・・という例をお伝えしていきます。

ラクなはずの公務員が辛すぎる現実

公務員になってしまえば、こっちのもの。

あとは楽して適当に働けば将来安泰♪ウハウハ

なんて考えてる人、残念ながらそんな甘くありません。

普通の会社で普通に働けない人は、公務員でも働けません。

普通の会社に勤めるために必要なスキルやコミュニケーション力は、公務員でも当然必要です。

会社員は無理だけど公務員ならやれる、なんてことは絶対にないので、そういう考えで公務員になるのはやめた方が良いです。

高給取りどころか共働き必須な現実

公務員になれば、安定して良い給料がもらえるから、専業主婦の奥さんと子供を連れて、長期休暇は毎年海外旅行へ♪ルンルン

なんて、無理です。

夢を壊してごめんなさい。

公務員は共働き率が多いので、生活に余裕があると思われがちですが、奥さんが専業主婦だと、家計は結構ギリギリです。

ちなみに奥さんが 専業主婦というのは少数派です 。

フルタイムで働いていない場合でもパートをしているという奥さんが多いです。

のんびりした公務員職場なんて消滅間近という現実

公務員はクビにならないから、最低限の仕事さえしておけば頑張らなくてもOK♪アハハ

なんて、そんなわけありません。

確かに「仕事をしないとクビ」という制度はありません。

しかし、公務員職場にも確実に能力評価という考えが浸透しつつあります。

成績によって給料等に差をつける自治体が増えてきていますが、今後、普通の会社並みに能力評価が進めば、仕事をしない人は、公務員としてかなりキツイ立場に追い込まれることでしょう。

まとめ

ひとくくりに公務員と言っても、様々な自治体や職種がありますので、 比較的ラクな職場、普通の民間企業より厳しい職場、など色々あります。

しかし、ネット上の公務員情報は、あまりにツッコミどころが多すぎる!

公務員だって、結局は一般の会社員と同じ、ただの雇われ労働者です。

公務員を目指している人は、公務員に過度な期待をしすぎないようにしましょう。

それでも公務員という仕事にやりがいを感じ、熱意を持って取り組みたいという方がいるのであれば、それは嬉しいことです。

これからの公務員を変えて行くのは、そういう若者であってほしいと思っています。

(私自身も、頑張ります!)

それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございま
した!