会社員に公務員のイメージを聞き、それに現役公務員が反論してみた!

こんにちは、現役公務員のミドニーです!

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今回のテーマは、会社員に公務員のイメージを聞き、それに現役公務員が反論してみた!です。

公務員は世間からどのようなイメージで見られていて、実際どのぐらいイメージに差があるのか?

かなり久しぶりに会った 会社員の知人に、公務員のイメージについて率直に聞く機会があったため記事にしてみました。

また、公務員のイメージに対する現役公務員の反論コメントも載せてありますので、ぜひご覧ください!

公務員のイメージを聞いてみた

このブログを書くようになって、世間の公務員に対するイメージというものが以前より気になってきました。

生の声を聞いてみたいと思い、「実際公務員ってどんなイメージ?」と聞いてみたところ、率直に思ってること(結構ひどいことも)を言ってもらえたので、記事にしてみました。

ちなみにその会社員の知人は悪い人ではありませんし、私が公務員であることも久々に会ったその時に知ったため、私のイメージではなくあくまで公務員全体のイメージということで客観的な意見をくれたので、参考になるかと思います。

公務員の仕事はつまらなそう

うーん、つまらなそうに見えるんですね。

なんとなくそう見えてしまうのは理解できます。

私は民間企業に勤めたことはないですが、公務員でも大きなプロジェクトに携わったり、住民から感謝の言葉をかけてもらったりと、やりがいや達成感を感じる機会も多いです。

もちろんそうではなく、地味な仕事や達成感を感じにくい仕事というのもありますが、そこは民間でも公務員でも同じなのではないかなと思います。

どこにでも花形部署とそうでない部署ってありますものね。

そのため、公務員だから特別に仕事がつまらないということはないと、私は思っています。

それに、私は「地味だ」と言われるような部署も「花形」と呼ばれる部署もどちらも経験がありますが、どっちでも自分なりに仕事に楽しみを見出して楽しく働けていました。

公務員はネクラでオタクが多そう

このイメージは、一昔前、いや、二昔前のイメージを引きずっているかな・・。

根暗でオタクな印象の人は確かに0ではありません。

でも民間企業でも0ではありませんよね?

特に公務員だから多いと感じたことは私はありません。

むしろ最近は面接試験が重視されていることもあり、ある程度コミュニケーション能力のある人が公務員になっているような気がします。

たぶん、パッと見で「ネクラ」と評される人は、公務員試験の面接を突破できない可能性が高いのではないでしょうか。

 実際、公務員の仕事というのは人と接するシーンが多いですので、民間企業の研究者などのほうがもっとオタクタイプの人は多いのではないかと思います。

(別にネクラやオタクを否定しているわけではありませんので悪しからず)

公務員は民間企業では役に立たなそう

ちょっとこれには自信をもって反論できないですね。

確かに役に立たない可能性が高い部分もあるので。

実際、公務員を退職して民間企業に就職するというのは、民間企業から民間企業に転職するよりもハードルが高いと言われています。

なぜか。「公務員は使えない」というイメージを多くの人が持っており、ある意味正解の部分もあるからです。

公務員にも個人によって能力に差はありますので、優秀な人であれば民間企業で求められるように売上をあげるとか、わかりやすく成果を出すということが可能な人も多いでしょう。

一方で、公務員の仕事というのはどうしても民間企業の仕事内容とはギャップがあります。

「売上をあげる」とか「スピード感」といった点以上に、「正確」「根拠」といったものが重視されているため、根本的な仕事へのスタンスが異なるのです。

公務員組織にどっぷり浸かっていると、民間企業の即戦力としては厳しい面があるというのは、納得できる部分もあります。

公務員は休みが多くてとにかく楽そう

このイメージ、ほんとよく聞きます。

私も学生時代、少なからずこう思っていましたので、文句は言えませんが。

確かに、公務員は休暇の種類も多く、休みは取りやすいです。

そこは民間企業の平均よりも確実に恵まれていると思います。

ただ公務員がずば抜けて休みやすいかと言ったら、それはそれで誤解があります。

公務員だって、与えられた休暇日数のほぼすべてを使っている人なんて、ほんの一握りです。

ほとんどの人が休みを取りきれずに、日々の仕事に追われています。

それどころか土日に自主的に出勤(もちろんサービス残業)をすることも珍しくありません 。

仕事内容に関しても決して楽とは言い難いです。

人員削減でどんどん人が少なくなっているのに対し、業務量が減るわけではないので、 必死でやらなければ求められているクオリティで仕事を終わらせることはできません。

まとめ

公務員のイメージを実際よりも「恵まれている」とか「 やる気がない」とかマイナスに捉えてる人って本当に多いですよね。

仕方がないことではありますが、 世の中には「安い給料でも一生懸命に地域のために働いている公務員」がいることも知ってほしいです。

公務員に限らずどんな仕事でも、適当にやろうと思えば手の抜きようはありますが、実際の公務員は皆、真摯に仕事に向き合って頑張っています。

公務員批判を耳にすると報われない仕事だなと悲しい気持ちになることもあります。

これも公務員という職業のやむを得ない点なのかもしれませんね。

批判も受け止めつつ、めげずにこれからも頑張って仕事をしていきたいです!

公務員女性のイメージに関する記事も、よろしければご覧ください!

公務員女性の世間のイメージと現実にはギャップが!?現役公務員が比較!

それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!