公務員に向いてない5つの性格とは?〇〇な人は向いていない!

こんにちは、現役公務員のミドニーです!

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今回のテーマは、公務員に向いてない5つの性格とは?〇〇な人は向いていない!です。

どのような仕事にも向き不向きや、適正というものがあるように、公務員にも向き不向きがあります。

公務員に向いていない人が公務員になってしまうと、1日の大半を占める仕事の時間が苦痛になってしまいますよね。

そんな辛い状況に陥るまえに、この記事を参考に自分が公務員に向いていないかどうかチェックしてみてくださいね!

公務員に向いてない性格とは?

現役公務員である私が思う、公務員に向いていない性格について、以下に5つ挙げてみました。

どれも「公務員に向いていない性格≠悪い性格」ではないところがポイントです。

誰しも個性がありますので、公務員に向いていない性格の人は、その個性をもっと活かせる職場で仕事をした方が、満足度が高くなるのではないかなと思います。

それでは早速、「どんな性格が向いてないのか」「なぜ向いてないのか」について、詳しく見ていきましょう!

おおざっぱな性格は公務員に向いてない

細かいことを気にしない性格の人は、公務員には向いていません。

公務員の仕事は細かなミスの許されない書類仕事が多く、几帳面な仕事ぶりが求められます。

民間企業においては、成果さえ出せば細かいことは問題にならないことが多いものですが、公務員の仕事というのは成果を出す以前に、間違えないことが大切。

正確なことを世間に発信するという仕事が多いため、「うっかり間違いました。ごめんなさい」では済まされないのです。

文章を作成する時も、一字一句を細かくチェックされるため、おおざっぱな性格の人には窮屈に感じられることが多いでしょう。

実際、民間企業から公務員職場に派遣された経験のある人から「公務員の文書や資料に対するチェックは驚くほど細かい」「そこまで丁寧な資料を時間をかけて作成する必要はあるのか?」といった声を聞いたことが何回もあります。

ご指摘はごもっともと思う部分もありますが、良くも悪くも「公務員の仕事は細かい」というのは、今後も大きく変わらないと思います。

おおざっぱ・大胆な性格の人は、違う世界で仕事をした方がストレスが少ないでしょう。

プロフェッショナル志向は公務員に向いてない

地方公務員はプロフェッショナルではなく、ジェネラリスト。

何かを極めるのではなく、幅広い知識を持つことを求められる職業です。

3~4年で人事異動を繰り返し、その度に全く違う仕事を担当することになりますが、異動による仕事内容の変化は、転職レベルといっても過言ではありません。

大袈裟ではなく、実際、看護師が保育士に転職するぐらいの違いがあることも珍しくないのです。

色々な職場を経験することで、公務員としての経験値は上がりますが、せっかく覚えた知識が新しい職場では役に立たないということは、よくある話。

特に奥深くてマニアックな知識であればあるほど、次の異動先では一切役に立ちません。

プロフェッショナルとして何か一つをとことん極めたいという人には、薄っぺらく、物足りなく感じられるかもしれません。

「やっと仕事の内容が詳しく理解できてきた」というところで全く違う仕事に変わるのは、人によってはストレスがたまると思います。

公務員で「その道のプロ」のようになれるのは、特例的に同じような部署を長く経験した、レアケースな人だけです。

大きな達成感を得たい人は公務員に向いてない

公務員でも大きなプロジェクトに携わる機会はあります。

ただ、一つの大きな仕事を最後までやり遂げられるか、と言ったらそれはまた別の話。

プロジェクトの完了を目前に別の部署に異動してしまうとか、逆に既に動き出しているプロジェクトに途中から加わる、と言ったことも普通にあります。

最初から最後まで全て自分が担当して達成感を得たい、という思いを持つタイプの人は、残念な気持ちになることも少なくありません。

異動すれば、それまで一生懸命に担当していたプロジェクトや事業であっても、その日から他人の仕事になります。

そこを割り切って考えられる人でないと、空しい思いをすることもあるでしょう。

バリバリ働きたい性格は公務員に向いていない

公務員でもバリバリ働いてる人はいます。

しかし、民間企業に比べると、その割合は少ないと言わざるを得ません。

もちろん、他の人がどうかに関わらず、自分だけはバリバリ働くということは可能ですが、周囲がそのような雰囲気でない職場に配属された場合、一人だけ浮いてしまうということもありえます。

成果を出すために周りのライバルと競い合ってバリバリ働きたいという人であれば、民間企業に勤務した方が、充実感を得られると思います。

また一般的に、「バリバリ働きたい人=上昇志向の強い人」といえます。

公務員の職場は協調性がかなり重視されているため、「俺が、俺が!」と強く主張しすぎると、ほぼ嫌われます。

悪いことではないのですが、そのような自己主張風土が根付いていないため「変わったやつ」という目で見られてしまうのです。

仕事はバリバリやってなんぼ、という考え方を持っている人であれば、公務員はオススメしません。

以下の記事に書いてあるような一部の出世コースを歩いている人は、公務員であってもバリバリ仕事をしていますが、公務員全体からすると「一部」に過ぎません。

参考: 地方公務員の王道出世コース!◯◯部署に異動すれば出世確実!?

出世してお金持ちになりたい人は公務員に向いていない

出世してお金持ちになりたい、という人も公務員に向いていません。

そもそも公務員の場合、民間企業のような激しい出世争いというものがありませんし、たとえ出世したとしても、給料が劇的に上がるということはありません。

むしろ役職のある人は残業手当が出なくなるため、ヒラの同世代職員よりも給料が安くなるケースもあります。

どんなに素晴らしい成果を出しても、それが給料に大きく反映されることがないため、お金持ちになりたいという野望がある人は、モチベーションを保ちにくいでしょう。

公務員は一発逆転のない職業です。

解雇も少ないかわりに、サクセスストーリーもない、よくも悪くも無難な人生を送れる職業です。

いかに公務員の出世メリットが少ないのかについては、以下の記事をお読みいただければ、おわかりいただけるかと思います。

参考: 公務員が出世するメリットがショボ過ぎる!地方公務員が語るリアル!

まとめ

今回は、公務員に向いてない人について例を挙げて説明してきました。

この記事だけを見てしまうと、公務員ってなんだかつまらなそうな仕事に思えてしまうかもしれませんが、公務員ならではのメリットや、やりがいといったものもたくさんあります。

ちなみに私は、公務員になって良かったと心から思っています。

自分には公務員が向いていると思った人は、是非公務員を目指してみてください。

公務員に向いている性格については、以下の記事に詳しく書いてありますので、公務員になろうか迷っている方は、是非お読みください!

>公務員に向いている性格とは!?向き不向きや適正を現役公務員が解説!

それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!