こんにちは、現役公務員のミドニーです!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは、現役公務員が目撃した職場いじめ!女の妬み・嫉妬は怖い!です。
実際に公務員職場であった女性公務員による職場いじめとは?
女の妬みや嫉妬は怖いと思ったエピソードって?
現役公務員女性が職場いじめの目撃談をお伝えします!
公務員女性の嫉妬エピソード
今回のエピソードの登場人物は、先輩女性公務員A子と後輩女性公務員のB子です。
元々、私はA子のみと知り合いで、たまに話をする間柄でした。
まずはA子目線でのエピソードを紹介します。
女性公務員A子の話
A子とB子は同じ部署で働いていたことがありました。
チームで仕事をする部署であったため、2人を含む複数のメンバーで同じ仕事を分担しあって担当していたようです。
A子はこれまで、様々な部署で活躍をしており、いわゆる優秀な部類に入る女性公務員です。
人当たりも良く、悪い評判もありません。
しかしそんなA子から、たびたびB子の陰口を聞くようになりました。
「仕事のやり方がなってない」「責任感がない」「後輩のくせにでしゃばり」というような内容でした。
私はA子からの一方的な陰口のみを聞いていたため、B子と直接面識は無いものの、B子の印象はあまり良くありませんでした。
女性公務員B子の話
その後、部署異動でたまたま女性公務員B子と私は同じ部署になりました。
年齢の近いB子と私は、話をする機会が増えました。
実際話をしてみると、A子の話とは違い、B子はとても穏やかで良い女性でした。
B子と仲良くなるにつれ、先輩公務員であるA子のことが話題に上がるようになったのですが、驚くべきエピソードを聞かされました。
先輩女性公務員のいじめ
A子はB子の後輩職員ですが、とても優秀な職員です。
公務員組織では、給料などで評価に差がつくということはあまりなく、また実際に能力給などがあったとしても、他人の給料額はわからないため、あからさまな評価は表には見えません。
しかし、組織的に評価されている職員というのは、異動先の部署や、任される仕事、上司からの声かけ、国や自治体、民間企業への出向など、色々な場面で把握することができます。
B子は優秀な女性職員であったため、周囲からの期待も高く、民間企業への出向経験などもありました。
企業への出向から戻った後も、おそらく能力を十分に発揮して良い仕事をしたのでしょう。
どうやらそれがプライドの高いA子には面白くなかったようです。
同僚女性公務員からの冷たい対応
B子からA子に話しかけても、冷たい態度を取られ、徐々に口も聞いてもらえないようになりました。
とはいえ、仕事を一緒にしている以上、色々な情報を共有することは必要です。
通常であれば口頭で伝達すれば済む話が、A子からはすべてメールで送られてくるようになりました。
他にも、あからさまに他の同僚とB子に対する態度が違うことがあったようです。
そして、同じ職場の同僚などに、B子の悪口を言いふらすようになりました。
B子としては、これが一番キツかったようです。
陰であること無いことを言われると、否定する機会もありませんし、陰口により築いてきた人間関係を壊されるのは虚しいものです。
職場いじめは異動で解決
明確な理由のないいじめは長く続きましたが、B子は上司や周囲に相談することはなく、耐えたそうです。
それが正解かどうかはわかりませんが、B子がそうしたのには理由があります。
それは、いずれ部署異動をすればいじめ問題が解消するのがわかっていたから。
実際その後、定期的な部署異動でA子と B 子の接点はなくなり、いじめ問題も密かに解消し ました。
異動になるまでの間、B 子はかなり辛い思いをしたようですが、異動があるのがわかっているため頑張れたようです。
役所は3~4年に1度、定期的な人事異動があるため、いじめやパワハラなどの問題があっても2年くらい我慢すれば、 問題が解消されるということが少なくありません。
もし 良い人間関係を築けているのならば、異動後も個人的にお付き合いを継続すれば良いですし、逆に人間関係がうまくいかない時は、異動をきっかけに お付き合いをやめることができます。
これは公務員の仕事の良い所かもしれません。
異動のない職場で、人間関係のトラブルが発生したら地獄ですからね。
女性公務員いじめの原因は嫉妬
今回のケースについて、A 子と B 子の両方から話を聞き、さらにそれぞれの人柄を知る私が思うに 、トラブルの原因は A 子の嫉妬です。
一生懸命仕事をしている人にとって、仕事で評価をされること自体は誰でも嬉しいもの。
特にプライドの高い人であれば 、人の評価というものが普通の人以上に気になるものです。
自分と同じ女性で、年齢も近く、同じような仕事をしている後輩が、自分より評価されるということに、プライドの高いA子は納得がいかなかったのでしょう。
もしくは B 子の優秀さをある面で認めていながら、同じように 成果を残せない自分に苛立っていたのかもしれません。
A子の気持ちは分からないではないですが、今回のケースはさすがにやりすぎだなと感じました。
嫉妬心はセーフ!いじめはアウト!
嫉妬の気持ちを抱くのはやむを得ないことだと思いますし、それ自体が悪いことではありません。
誰だって、少なからず他人に嫉妬したり羨ましく思ったりしたことはあるはずです。
ただ、その気持ちを攻撃という形で外に出すのは、社会人としてダメですよね。
事情を知ってしまった私から見ても、A子の評価・印象は下がりました。
上司や他の同僚が知ったとしても、同じように思うでしょう。
このように、結果として自分の評価を落としてしまうことになりますので、いじめは加害者にとってもデメリットが大きいです。
ただ、二人を見ていて思ったのは 、いじめられているB子だけではなく、いじめをしている側のA子自身も「かなり追い詰められている」状態だったということ。
上手くいかないことが多く、自分の気持ちに余裕がなくなると、周りに対する態度にも余裕がなくなってしまうものなのでしょう。
まとめ
男よりも女の人間関係の方がややこしいという話はよく聞きます。
実際、学生時代を振り返ってみても、女同士の方が陰湿ないじめや仲間はずれというものが多かったような気がします 。
さすがに社会人になれば露骨ないじめというのは少なくなりますが 、今回のようなケースも少なからずあるということでご紹介しました。
公務員だからいじめが多いという事実はないのですが、 女性が複数人集まれば、どこにでもこのような問題は発生するのでしょう。
できれば巻き込まれたくないというのが本音ですが、誰にでも可能性はあるので、少なくとも加害者になることだけはないよう、気を付けたいです。
参考: 公務員いじめはあるのか?地方公務員が実態と理由を告白!
参考: 公務員いじめの対策や相談先を詳しく解説!退職をする前に検討すべき対策とは?
それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!