こんにちは、現役公務員のミドニーです!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは、公務員は金持ち!?給料に合った生活レベルの実態を公開!です。
公務員は金持ちなのか?
公務員の給料でどの程度の生活が可能なのか?
現役公務員である私自身の状況や、周囲の同僚の暮らしぶりなどを踏まえて、具体的な生活レベルの実態をお伝えしていきます!
公務員の生活レベルはどのくらいか
公務員の給料でどのくらいの生活レベルが可能なのか。
給料額のデータは調べればわかりますが、実際の暮らしぶりの情報は少ないもの。
今回は、分かりやすく例をあげてお伝えしていきます。
公務員が家にかけられるお金
独身者の場合、若手公務員の給料はかなり安いため生活は厳しくなりがちですが、築年数の浅いアパートに住むくらいは普通にできます。
アパートやマンションの賃貸には家賃補助がありますので、自己負担分はさほど多くありません。
しかし、新規採用職員がオートロックのオシャレなマンションに住むのは、ちょっと厳しいかなといった感じです。
また既婚者の場合、地方の公務員であれば、ローンで持ち家やマンションを購入して住んでいる人がかなり多いです。
公務員であれば、共働きならもちろんのこと、妻が専業主婦であっても持ち家購入は十分に可能です。
地方の平均的な分譲地に、豪邸ではない普通の注文住宅(建て売りよりは高額)を建てるくらいならば無理なくできます。
実際にいくらくらいの住宅ローンを借りられるのか、以下の記事で詳しく解説しています!
参考: 公務員が借りる住宅ローンはいくら?4000万〜5000万円は余裕!?
衣服にかけられるお金
全身高級ブランドとかはさすがに無理ですが、有名デパートのそれなりのブランド店で、全ての服を買い揃えるくらいならなんとか可能です。
自分へのご褒美に年に1個、高級ブランドバッグやアクセサリーを買うくらいも可能でしょう。
共働きならもっと沢山買えますけどね。
ただ実際は、公務員にはあまり派手な服装を好む人がいないため、高い服を着ている人よりもユニクロや量販店のスーツなどを身につけている人の方が多数派です。
参考: 女性公務員の服装に規定はある?ワンピースやブランド服はダメ!
参考: 男性公務員の服装に規定はある?通勤時はスーツ着用が必須!?
旅行にかけられるお金
共働き公務員であれば、年に一回家族で近場の海外旅行(グアムやサイパンあたり)に行くことは十分に可能です。
家族みんなでハワイ毎年は、残念ながら共働きでもちょっと厳しいですね。
妻が専業主婦の場合であっても、毎年家族で国内旅行をすることぐらいなら問題なくできます。
ちなみに我が家は共働きですが、無理のない範囲で年間30万円程度を家族旅行に使っています。
それでも十分に貯金ができているという状況です。
趣味にかけられるお金
車やアンティーク収集などのお金のかかる趣味でなければ、趣味に関してはお金を気にせず自由に楽しむことが可能です。
習い事をしたいとか、スポーツジムに通いたいとかの希望は、さほど金銭的負担を感じることなく実現可能です。
プチ贅沢なランチや外食ならば、月に2回くらいは全然可能。
「お金がないから、楽しそうだけど諦める」みたいなことにならないのは、ストレスが少なくて良いです。
とはいえ実際は、結婚してしまうとお小遣い制の男性が多いため、自由には使えないのかもしれませんけどね。(それはまた別の話ということで)
公務員は残業が少なめということもあり、アフター5に趣味などを楽しむという人も多いです。
参考: 公務員はラクすぎるからプライベートも充実!?公務員のアフター5を公開!
教育にかけられるお金
子供二人をしっかり塾に通わせたり、週に何回か習い事をさせるくらいは十分に可能です。
共働きであれば子供二人を遠方の私立大学に進学させることも可能ですが、妻が専業主婦の場合ですと、家計がかなり厳しくなるかもしれません。
子供の教育費が高すぎると嘆く公務員(共働きでも)は、周囲に沢山います。
教育費というのは、思っている以上に負担が大きいものなので、公務員だったら余裕とまでは言えません。
公務員は教育熱心な人も多いので、「教育費に毎月〇〇円は必要!」という予算の設定自体が、平均より高めになっているということはあるかもしれません。
公務員の子供の学力については、以下の記事をどうぞ!
参考: 親が公務員だと子供は高学歴?現役公務員が公務員二世の学力のリアルを語る!
車にかけられるお金
普通の国産車を家族が1人一台所有するくらいは余裕です。
高級国産車やそれなりの外車となると、他の贅沢を我慢すればなんとか可能という感じです。
しかし、1000万円クラスの高級車は、かなり無理をしないと乗れません。
乗っている公務員も知りません。
ちなみに、大抵の地方公務員家族は、国産ファミリーカーと軽自動車の2台体制です。
独身の時にできる贅沢
若手公務員の給料はかなり安いですので、大した贅沢はできませんが、色々な習い事をしたり、近場に友達と旅行に行ったりということくらいは問題なく可能です。
独身時代に贅沢ができるかどうかは、一人暮らしか実家暮らしか決まります。
1人暮らしの場合、給料の半分以上は生活費に消えてしまうので、ささやかな贅沢程度しか楽しむことはできないでしょう。
1人暮らしをしたい気持ちもあるかもしれませんが、実家に住めるうちは実家に住ませてもらうことを強くオススメします。
地方公務員の新規採用職員の実家率はかなり高いです!
お金持ちにはなれないが裕福な暮らしはできる
公務員は残念ながらお金持ちになることはできません。(資産があるとか副業してるとかの場合は別ですが…)
どんなに出世しても、給料が劇的に増えることはないからです。
しかし、公務員の生涯年収は地方の仕事の平均よりも高いため、お金に不自由するということはありません。
お金が無いからみんなが持っているものが手に入らないとか、子供に不自由をさせるといった心配は無用です。
お金持ちにはなれなくても、公務員になれば普通の人が普通に満足できる程度には裕福な暮らしを送ることができます。
ただ、実際の公務員は堅実な人が多いためか、給料の割には質素な生活を送っている印象もあります。
その分、きちんと貯金をしてる人が多いのかもしれませんね。
私の身内には地方公務員が多いのですが、皆、派手な生活はしていない代わりに、老後の資金はしっかりと貯めていて、悠々自適のセカンドライフを送っていますよ。
収入も含めた公務員の条件に満足しているからこそ、公務員という職業を自分の子供に勧める親(公務員)は多いです!
参考: 親が公務員だと子供も公務員に!?同じ就職先のデメリットとは?
まとめ
今回は公務員の生活レベルについて具体的な例を挙げてお伝えしてきました。
お金持ちになれなくても、日々の暮らしの中でお金のために何かを諦めるというようなことをしなくて済むというのは、ストレスが少ないものです。
また、公務員は残業などが多くないため、余裕資金を使うためのプライベートの時間もしっかり確保できます。
例えお給料が高くても、仕事が忙しくてお金を使って遊ぶ暇がないというような職業はたくさんあります。
その点、プライベートを充実させるための時間とお金の両方を確保できる公務員は、トータル的な満足度が高いと思いますよ。
この点は、私が公務員になって満足している理由の一つでもあります。
やっぱり、なんだかんだ言って公務員はおすすめです。
民間企業と公務員の違いについては、以下の記事で詳しく比較しています。
参考:公務員と民間企業の違いを、公務員と会社員の夫婦が本音で比較!!
それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!