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公務員のミドニーです。
今回のテーマは、公務員試験の面接官ってただの素人!?対策・コツは面接官を知ればわかる!です。
公務員試験の面接官ってどんな人が担当しているのか?
面接のプロ?それとも素人?
面接官がどんな人か、面接官はどんな思いで面接をしているのか、面接官のことを知れば面接対策も見えてきます!
今回も現役公務員が、公務員試験受験者のお役に立てる情報をお伝えしていきます!
公務員試験の面接官ってどんな人?
公務員試験の面接官は、その自治体の人事委員会事務局の職員や人事課の職員です。
つまり公務員が面接官をしています。
では具体的に、面接官になる公務員とはどのような人なのか、さっそく見ていきます。
公務員試験の面接官は面接の素人
面接官はただの公務員です。
つまり面接のド素人。
特別に人を見る目があるとか、面接経験豊富とかでは一切ありません。
そもそも公務員は4年くらいで違う部署に異動を繰り返しているため、1年に1度しかない採用試験の面接経験が豊富な面接官なんて、存在するわけがないんです。
面接対策を考えるうえで、面接官は面接のプロフェッショナルではなく、公務員組織における将来の先輩や上司であるということを、まずは知っておきましょう。
面接官は優秀で意欲のある公務員
公務員試験の面接には、若手面接官による面接、ベテラン面接官による面接、集団面接など、様々なタイプの面接があります。
しかし共通しているのは、面接官は優秀で意欲のあるデキる公務員だということ。
自治体で指折りの優秀な職員とまでは断言できませんが、少なくとも上位2割に入る程度には優秀な職員、評価の高い職員であると言えます。
ちなみに、『公務員はゆるく働けて最高』なんて言ってる人は面接官になれません。
そもそも人事に関係するような部署には配属されないからです。
仕事のデキる素人面接官の思い
優秀で意欲のある公務員は、少なからず次のような思いを持っています。
- 自治体(県や市)を良くしたい
- 公務員組織を良くしたい
- 志を同じくする同僚と働きたい
そんな思いを持った人が、素人面接官として受験者を審査します。
では、そのような人が採用したいと思うのはどのような人でしょうか?
面接官が採用したい人は一緒に働きたい人
面接官が採用したい人とは、ズバリ自分が一緒に働きたいと思える人です。
面接官は同じ自治体の公務員です。
頻繁な部署異動がある公務員組織ですので、同僚や後輩という形で一緒に働く可能性は十分にあります。
実際、私も自分の面接官だった人と一緒に仕事をした経験がありますしね。
素人が人を審査する際には、どうしても主観が大きく入るもの。
面接対象が将来の後輩候補なら尚更です。
理屈は抜きにして、「こういう人に合格してもらって一緒に働きたい」と思わせるような人は間違いなく高評価となります。
服装でも発言でも、面接に関して迷ったことがあった場合には「面接官が一緒に働きたいと思うのはどっちか?」を基準に考えてみてください。
面接官が一緒に働きたい人とは
面接官に一緒に働きたいと思ってもらうために、押さえておくべき重要なポイントを説明します。
面接対策をするうえでの基本になりますので、ぜひ確認しておいてください。
面接をするのは実際に会いたいから
面接試験を受ける時は、何を発言するかに注意がいきがちですが、実は一番大切なのは発言内容ではなくその人の印象です。
受験者の考え方だけを知る目的なら、定型質問のアンケートや論文試験で十分です。
しかし、あえて面接試験をやっているのは、その人に実際に会いたいから。
例えば、メールやラインのやり取りだけをしていた人と実際に会うと、思っていた人とかなり違う印象を持つ、なんてことありますよね。
そうならないよう、実際に会って面接をしているのです。
面接では発言内容より印象が重要
面接などで人が人を評価するときは、印象というものが評価に大きな影響を与えます。
恋愛や友人関係において、その人と一緒にいたいかどうかを決めるのは、その人が話した内容ではなく、その人の印象ですよね。
言葉では説明しきれないけれど、「なんとなくウマが合いそう」とか、「好感を持った」とか。
面接も人と人とのコミュニケーションですので同じことが言えます。
重要なのは、一緒に働きたいと思わせるだけの印象を残せるかどうか。
発言内容はさほど重要ではありません。
一緒に働きたいと思わせるための具体的なポイントについては、記事の最後に別記事のリンクがありますので、そちらでご覧ください!
まとめ
それでは今回のまとめです。
- 公務員試験の面接官は同じ自治体の公務員
- 面接官は面接の素人
- 面接官は優秀で意欲のある公務員
- 面接官に一緒に働きたいと思う人が高評価を得る
- 面接で重要なのは発言内容ではなく印象
面接官と聞くと、なんだか自分とは違う雲の上の人のような印象がありますよね。
私自身も公務員試験の面接を沢山経験してきましたので、その気持ちは分かります。
しかし実際の面接官は、ただの素人公務員であり、面接を受けている受験者自身も将来の面接官候補なのです。
そう思うと面接官との距離がぐっと近く感じられませんか?
面接官が一緒に働きたいと思うような人というのは、おそらく受験者自身や多くの人から見ても一緒に働きたいと思わせるような人です。
難しく考えすぎず、自分が面接官だったらどう思うか、と置き換えて考えてみると面接対策もしやすくなると思いますよ。
面接官に好印象を与えるための方法については、こちらの記事に詳しく書いてありますので、是非ご覧ください。
それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!