こんにちは、公務員女性のミドニーです!
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは公務員の結婚休暇の日数や期限について! 休暇を新婚旅行に使う時の注意点とは?です。
公務員の結婚休暇はどのようなルールで、実際どのくらい休んでいる人が多いのか?
結婚休暇と新婚旅行に関する見落としがちな注意点とは?
結婚休暇を取得した経験があり、服務関係事情に詳しい現役公務員がお伝えしていきます!
公務員の結婚休暇について
公務員が結婚した時に取得できる、結婚休暇制度。
頻繁に使う制度ではないので、内容を詳しく知らない方も多いですよね。
制度の概要や、実際に休んでいる人の状況などを早速見ていきましょう!
公務員の結婚休暇制度
国家公務員・地方公務員を問わず、公務員には結婚休暇という制度が存在します。
公務員の休暇制度は自治体などによってそれぞれ規則などで定められているため、規定や解釈などに若干違いがありますが、どこの自治体も国の制度などを真似した内容となっているため、似たり寄ったりです。
主な違いとしては、
- 結婚の日から何日以内に休まなければならないのか
- 結婚の日は入籍の日なのか、結婚式の日でもいいのか
という点です。
『結婚の日』がいつを指すのかは重要なポイントです。
かつては結婚式と入籍日がほぼ同時期というケースが多かったため、あまり問題になりませんでしたが、近年は先に入籍を済ませてしばらく経ってから結婚式を挙げるという人が少なくありません。
この解釈によって生じる問題については、記事の後半で説明していきます。
「結婚の日=入籍の日」と捉えるか、「結婚の日=結婚式の日」として捉えるか、もしくはどちらでも良いか。
解釈が幅広く認められるようになりつつありますが、詳しくは自分の勤務先の給与関係担当者に確認してみると良いでしょう。
公務員の結婚休暇の日数
公務員の結婚休暇の日数も勤務先の自治体によって異なりますが、概ね5日間程度休めることが多いようです。
自治体によっては5日以上というところもありました。(羨ましいです!)
ちなみに国家公務員も5日です。
土日とつなげれば、9日間は休めるということになりますね。
(土日+平日5日+土日=9日間)
結婚休暇は、5日間を連続して取得できるというところがポイントです。(バラバラでは取得できません)
公務員の休暇制度には色々な種類があり、非常に恵まれていると言えますが、連続して取得するという決まりがある休暇制度は多くありません。
連休が前提なのは、結婚休暇ならではの良いところと言えるでしょう。
参考: 公務員と結婚したい人に知ってほしいメリットとデメリットとは!?
公務員の結婚休暇の取得状況とは
休暇制度があったとしても、実際に取得しているかどうかは別問題ですよね。
しかし、結婚休暇は一生に一度の特別な休暇!(普通の人は一度という前提で・・)
そのため私の自治体では、ほぼ全ての人が結婚休暇の全日数を休んでいます。
上司や同僚も結婚休暇は全員が当然取得するもの思っているため、取得しにくいという状況は一切ありません。
ちなみに、有給休暇などは、1年に与えられる20日間の休暇を全て消化しているという人はほとんどいません。
参考: 公務員は休みすぎ?有給休暇制度と実際の取得状況には差が!?
再婚した場合の結婚休暇について
結婚休暇には何回までという決まりはありません。
再婚をすれば何回でも結婚休暇を取得することができます。
実際に、再婚を2回して結婚休暇を3回取得した人を知っています。
ラッキーといえるかどうかは別として、何度目の再婚であっても結婚は結婚なので、結婚した時に取得できる結婚休暇はとれるということになります。
公務員は結婚に困らないモテ職業であり、初婚時期も早めのため、再婚のハードルが低いのかもしれません。
参考: 公務員との出会いは20代が勝負!? 他とは違う公務員の結婚事情!
公務員の新婚旅行はどうなってる?
長期間、連続で休みが取れる結婚休暇は、新婚旅行に最適です。
公務員は連休で休暇を取得することがなかなか難しいため、めったにない長期連休のチャンスを新婚旅行に当てようと考える人は多いです。
しかし、やむを得ず結婚休暇中に新婚旅行に行くことを諦める人もなかにはいます。
それは、なぜなのか?
結婚休暇の注意点などを踏まえて、公務員の新婚旅行事情を見ていきましょう。
結婚休暇で新婚旅行に行く公務員
ほとんどの人が結婚休暇中に新婚旅行に行っています。
ただ、長期の休暇中は周りの人にも仕事のフォローをお願いする必要がありますので、旅行の計画や休暇時期が決まったら、なるべく早めに職場に伝えるようにしておきましょう。
結婚休暇時期に大切な仕事や忙しい仕事が入らないよう、あらかじめ調整・考慮してもらえるかもしれません。
結婚休暇で新婚旅行に行かない公務員
結婚休暇は取得するけど、新婚旅行に行かないという人も少しいます。
旅行自体に行かないからというケースもあるでしょうが、主な理由は違うところにあります。
それは、結婚休暇の取得可能期間中に新婚旅行に行ける状況になかったから。
結婚休暇はいつでも取得できるわけではなく、結婚の日から何日以内と規則で定められています。
そのため、取得可能期間中に仕事が忙しいなどの事情で結婚休暇中の旅行が難しいというケースがあります。
また、結婚休暇の取得可能期間が、結婚式ではなく入籍日からしか計算できないという自治体もあります。
その場合、入籍からしばらくして結婚式をして、さらにしばらくして新婚旅行に行って…
というスケジュールだと、新婚旅行に行くころには、結婚休暇の取得期限が切れていることが多いのです。
ただそのような事情で結婚休暇中に新婚旅行に行けなかった人でも、別途、有給休暇などを使って、新婚旅行に行くという人は多いです。
とはいえ、有給休暇より結婚休暇の方が堂々と取得しやすいので、結婚休暇で新婚旅行に行けるのがやはりベストですね。
公務員の新婚旅行の行き先
地方公務員の新婚旅行の行き先ですが、普段なかなか行けない遠めの海外旅行に行くという人が多いです。
近場のグアムやサイパンなどではなく、ヨーロッパ辺りが一番人気という印象があります。
やはり一週間程度の長期の休暇はめったにとれないため、せっかくだから遠いところに行こうと考える人が多いのでしょう。
ただヨーロッパなどは費用もそれなりにかかるため、それよりは近いハワイやタヒチなどでゆっくり過ごすという人も結構多いです。
結婚休暇以外で2人そろって長期休暇を取得するのはかなり難しいので、休暇をフル活用して新婚の想い出づくりをしましょう!
もちろん、結婚休暇を結婚式にあてるのもアリ!
旅行も兼ねて海外ウエディングなんてのも素敵ですね!
参考: 公務員が結婚式をしないのはアリ!?やるなら上司は呼ぶべき?
まとめ
結婚休暇を使って新婚旅行に行こうと考えている人は多いですが、いざ結婚した後に、実は結婚休暇には取得期限があったということを初めて知って焦る人は少なくありません。
計画的に新婚旅行に行くためにも、結婚が決まったら職場の休暇規定を一度確認してみましょう。
結婚の日から何日以内に取得というような書き方がされている場合、結婚の日というのが、入籍の日なのか結婚式の日でも良いのか、規定を見ただけでは分かりません。
給与担当者や給与担当部署などに確認をするのが確実でしょう。
休みやすいと言われる公務員ですが、一週間の休暇が取れるチャンスは滅多にないため、是非思い出に残る旅行に行かれることをオススメします。
公務員の結婚については、以下の記事も人気です!
参考: 公務員同士の結婚は最強!?共働き公務員がデメリットも語ります!
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それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!