こんにちは、現役公務員のミドニーです!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは、公務員試験の内定保留は可能?保留は内定取り消しの原因になる!?です。
公務員試験の内定をもらった時、「保留」にすることは可能なのか?
内定保留を伝えたら、内定取り消しなどにつながらないか?
現役公務員が、公務員試験に挑戦している読者様からの質問にお答えします!
公務員の内定保留は可能?
公務員の内定保留について、読者様からご質問をいただだきましたので、回答します。
ご質問いただいた方、いつも当サイトの記事をお読みいただきまして、ありがとうございます!
それでは、さっそく質問を見ていきましょう。
公務員の内定の電話連絡をもらった時に、即決即答できない事情があるのですが、どのように返事するのが望ましいでしょうか?
回答としては、就職するつもりかどうかを尋ねられたなら、「就職予定です」と答えておくのが無難だけど、正直に「迷っている」と答えても問題なし、となります。
具体的に説明していきます。
公務員の内定連絡はどんな感じ?
そもそも、公務員の内定の連絡が電話等であったとしても、就職予定を尋ねる質問を必ずされるというわけではありません。
実際、私も複数の公務員組織から内定をもらいましたが、「うちに就職予定ですか?」などとあらためて確認されなかったことが、多かったように思います。
私が公務員試験を受験した頃は、公務員人気が今より高かったため、「公務員内定者=ほぼ就職してくれる」という傾向が強かったことも関係しているかもしれません。
内定連絡というのは、「あなたは採用予定者に決まりましたよ」という連絡です。
内定辞退をする人が沢山いることからもわかるように、一度、内定をもらった後でも、採用予定をキャンセルすることは可能です。
つまり、就職するか否かを、内定連絡時までに決めておく必要はないのです。
内定保留は、内定取り消しに影響する?
もし、内定の電話連絡などをもらった時に、「うちに就職予定ということでよろしいですよね?」などと確認されたとしたらどうするか。
正直に「〇〇の事情で確定のお返事はできませんが、就職する方向で前向きに検討しています」と答えても大丈夫です。
ここでの返答により、内定が取り消されることは無いはずです。
公務員組織は明確なルールで採用を決めていますので、内定が出た以上、よっぽどの問題行為や内定辞退の連絡がない限り、予定通り採用されるはずです。
ただ、正直に「迷っている」という状況を説明する必要が絶対あるのかというと、それも違います。
内定保留を正直に伝えるべきか?
例え採用取り消しになることはないとしても、正直に「他の就職先と迷っている」などと発言して、相手の心象が悪くなるのは、なんとなく嫌ですよね。
将来、同僚として仕事をする可能性などを考えると、正直に説明するのは勇気がいります。
別に正直に言ったところで、大した問題ではないのですが、就職活動中の人からすると、正直に内定保留を伝えるのは、勇気がいることと思います。
そのため、実際は就職を迷っていたとしても「はい、就職させていただく予定です」と答える人が多いでしょう。
そして、検討した結果、就職しないことになった場合、内定辞退の連絡を入れるわけです。
「就職の予定でしたが、〇〇の事情により、内定を辞退させていただきます」と連絡を入れればよいだけです。
もちろん、内定辞退は相手に迷惑がかかります。
採用側として、当然やめてほしい行為です。
しかし、内定辞退というのは毎年一定数いるものです。
結論として、「内定保留」を申し出ても、申し出なくても、結果は変わりません。
内定保留制度なんてない!?
そもそも、「内定保留」という制度なんて一般的にあるのでしょうか?
採用側からすると、受験者には「内定者」と「不合格者」の2種類しかいません。
内定保留を宣言したところで、内定者であることには変わりないのです。
内定保留を伝えられたとしても、それで採用側が助かるということも、あまりないでしょう。
もしかしたら、ギリギリで不合格になった人をキープしておく・・・といった、補欠合格的な運用をしていれば、正直に内定保留を申し出てもらった方が助かるかもしれませんが。
公務員組織によって、事情は色々だとは思いますが、公務員の内定保留については、深く悩む必要はないと思います。
それよりも、内定辞退となった場合には、とにかく速やかに連絡すること。
採用側からすると、内定保留を正直に言ってくれるかどうかより、内定辞退の連絡をすぐもらえる方がありがたいです。
まとめ
公務員試験の内定保留についてまとめます。
- 内定保留を伝えるかどうかは自由。どちらでも問題なし
- 内定保留したい事情があるなら、正直に言っても採用には影響なし
- 内定辞退する場合は、すみやかに連絡をするのがマナー
内定を保留したり、辞退したり、といった事情が個々にあることは、採用側もある程度わかっています。
内定保留を正直に言わないで、あとから内定辞退の連絡をするのは気まずいと思われるかもしれませんが、そこは仕方ないと割り切りましょう。
それよりも、内定を辞退する時は、とにかく早くするようにしましょう!
内定辞退の連絡については、以下の記事に書いてある体験談が参考になると思います。
それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!