セクハラ上司の処分は?公務員女性がセクハラの実態と対策を語る!

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アラサー公務員女性のミドニーです 。

今回は、セクハラ上司の処分は?公務員女性がセクハラの実態と対策を語る!がテーマです。

私も経験がありますが、上司などにセクハラをされたら、どうして良いか困るもの。

泣き寝入りせずに打てる対策はないのか?

地方公務員として勤務する私の職場の状況などを踏まえて、実態と対策お伝えしていきます。

公務員のセクハラの実態

ニュースで目にすることもあるように、公務員にもセクハラはあります。

公務員のセクハラに対する世間の目はかなり厳しいので、公務員組織としてもセクハラ対策に取り組んでいるという実態があります。

具体的に事例を見ていきましょう。

地方公務員のセクハラ事例

私の職場にも、残念ながらセクハラ被害にあったという人はいます。

私も被害にあったことがあります。(コトを荒立てたくなくて、誰にも言いませんでした・・)

周囲で実際にあったセクハラの例をあげてみますと

  • 酔っぱらった時に足をしつこく触られた
  • 既婚男性からしつこくお誘いメールが来る
  • セクハラまがいの発言を職場でされる
  • 職場の廊下で待ち伏せされる

などがあります。

セクハラの定義については女性側の捉え方次第ですが、本当に不快な時は、泣き寝入りせずに対策を打つことを検討する必要があります。

公務員のセクハラ対策

セクハラをやめてほしいと考える場合、周囲に訴えるのが最も有効な手です。

「セクハラはダメ」という認識は、多くの場合、セクハラをしている本人も持っています。(自分がしていることがセクハラだと思っていないケースはありますが)

社会がセクハラに対して厳しくなってきているので、打てる対策は昔より格段に増えています。

職場の上司に相談

セクハラをしている人の上司(セクハラをしている人が上司なら、別のもっと上の上司)に相談をするのが、もっとも気軽にできる対策です。

セクハラというのは、デリケートな問題ですので、訴えた側がデメリットを被る可能性も少なくありません。

「あまり大事にしたくないから、セクハラ上司と別の部署にしてほしい」などの要望であれば、上司に相談するというのが効果的です

やんわりと相談相手の上司からセクハラ上司に対して、話をしてもらうことで、セクハラ被害が無くなったというケースも多くあります。

まずは試してみるべき、最初の一手です。

公務員組織内の通報制度

組織的に「セクハラ相談窓口」などを設けている企業・自治体も多いです。

多くの場合、セクハラは目上の者から目下の者に対しされるため、「訴えたらもっとひどい目にあうのでは」といった心配がつきものです。

そのため、セクハラ相談窓口では、被害者にデメリットが及ばないことを、非常に重視しています。

このような窓口があれば、セクハラ上司に確実に一矢報いることができますので、通報を検討しましょう。

この窓口を担当していた知人によると、件数は少ないものの、一定数の通報はあるそうです。

そして、通報があった場合は、それを重く受け止め、組織としてきちんと対処している(加害者への処分・異動等)とのことでした

公務員の労働組合へ訴える

セクハラ相談窓口などがない場合でも、労働組合があれば、そこに相談するのも手です。

公務員職場に労働組合はありますので、気軽な相談窓口として活用できます。

労働組合は、労働者の権利を守るための組織です。

第三者組織として、自治体・会社に対して、それなりの発言権もあります。

上司がセクハラをしている、組織がセクハラ上司を野放しにしている、別の上司に相談しても対応してもらえない、などの場合に相談を検討してみましょう

私の後輩で、この方法でセクハラ解決を図った子がいます。

セクハラ上司のさらに上の上司に相談したが、望むような対応をしてもらえず、思い余って労働組合へ訴えたというケースです。

労働組合の働きかけにより、セクハラ上司が不本意な部署異動をさせられるという形で、問題は決着しました。

職場の同僚を巻き込む

すごく手軽なのですが、あまりオススメしない方法です。

皆が同じようなセクハラ被害を受けているのならば、「被害者の会」的な感じで一致団結というのは効果的ではあります。

しかし、自分だけがセクハラを受けている場合、セクハラ上司を不利な状況に追い込むことを目的に、「あの人はセクハラ加害者だ」と言ってまわるのは、逆効果になる可能性があります。

具体的には以下のとおりです。

  • モテ自慢してるの?という反応
  • 勘違い・大げさじゃない?という反応
  • 私には良い上司なのでなんとも言えない・・という反応

相談相手が女性の場合、「セクハラ=気に入られている」ということで、モテる人は大変だ、などというやっかみにつながる可能性があります。

また、実際の被害者の気持ちというのは、なかなか当事者でないと理解できないものです。

特に男性に相談した場合などに、口では「大変だね」と言いながら、心の中で「そんなことでセクハラだなんて、大げさだなぁ」なんて思われていることも。(まさにこういう声を聞いた経験があります。)

また、セクハラ上司がセクハラ以外に問題のない人だった場合、被害者以外にとっては「良い上司」である可能性もあります。

尊敬している上司のことを一方的に悪く言うあなたに対して、複雑な心情になることもあるでしょう。

以上の理由から、中途半端に報復目的で同僚に相談するのは、よく考えてからにしましょう

まとめ

今回は、公務員のセクハラをテーマにお伝えしてきました。

残念ながら、どこの組織にも男女がいる限り、セクハラ問題はつきものです。

社会的には、セクハラは厳罰化される傾向にありますので、勇気をもって訴える女性が増えることを願っています。

私はセクハラをされていた当時、訴えるという所まで、考えが及びませんでしたが、同じような不快な思いをする人が減ればよいと、今は願っています。

では、今回のポイントです。

  • 公務員にもセクハラはある
  • セクハラ対策の選択肢は多いので、相談窓口などを積極的に活用しよう
  • セクハラについて同僚に相談するのは、よく考えてからにしよう

セクハラ被害で辛い思いをしないよう、できることから対策を検討していきましょう。

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