現役女性公務員のミドニーです!
いつも、ご覧いただきありがとうございます。
さて今回は、女性公務員の服装に規定はある?ワンピースやブランド服はダメ!?がテーマです。
まじめでダサいなんて印象を持たれがちな女性公務員ですが、実際どのような服装をしている人が多いのか?
公務員職場でワンピースやブランド服はOKなのか?
現役公務員女性が、女性公務員の服装の実態をお伝えします!
女性公務員の服装をリサーチ
私自身も女性地方公務員ですが、周りの同僚公務員女性がどのような服装をしているのか、改めてリサーチしてみました。
自分の職場だけでなく、他自治体の女性公務員の服装などもチェックして、実際のところを詳しくお伝えしていきます!
女性公務員の服装はオフィスカジュアルが多数派
女性公務員の服装で一番多いのが、いわゆるオフィスカジュアルです。
「キレイめ」という印象の無難な服装です。
派手すぎず、よく言えば清楚系、悪く言えば地味系。
具体的なOK服・NG服については、記事の後半で見ていきます。
女性公務員にスーツは必要?
女性公務員というのは、出張や会議など除き、スーツを着用する機会は意外と少ないものです。
とはいえ、年に数回はスーツが必要になる機会があると思いますので、オールシーズン着られるスーツを一着は持っていると良いでしょう。
20代前半であれば、就職活動で使ったリクルートスーツでも一応大丈夫です。
あくまで「ごくまれに」着る時のためだけの服なので。
もし、「THEリクルートスーツ」という格好は恥ずかしいと思うのであれば、比較的購入しやすい価格帯の無難なスーツを持っていると重宝すると思います。
服装に特段のこだわりがなく、予算もかけたくない30代以下の公務員女性にオススメブランドは「NATURAL BEAUTY BASIC」です。
シンプルで長く着られるデザインのスーツがお手頃価格で買えますし、そこらへんのデパートでよく見かける定番ブランドなので、買う店にも困らないはずです。
職場による女性公務員の服装の違い
女性公務員の服装は、市町村役場か都道府県庁かなどでも違います。
大きな違いが、窓口業務の有無。
住民対応の窓口業務が多い市町村役場は、必然的に「見られる服装」を意識することになるため、服装マナーも若干厳しめに考えておく必要があります。
とはいえ、窓口対応だからスーツ着用かというと、女性公務員に限ってはそこまで厳しくありませんので、「きれいめ」を意識した服装なら大丈夫です。
公務員を税金泥棒と思っている住民が窓口にやってきたときに、自分の服装がクレームのネタにならないかどうかというのが判断基準になるかと思います。
女性公務員の服装の自由度は高い
世間の公務員のイメージとは違い、女性公務員の服装の自由度はわりと高いです。
理由としては、内勤が主なのと、夏場のクールビズ推進で、軽装を認める風潮があることです。
ただし、自由といっても、常識の範囲でおしゃれを楽しむのが、社会人のマナー。
見た目は、人の印象を最も大きく左右しますので、服装を理由にマイナスな評価をされないよう、注意が必要です。
ちなみに、以下の記事に書いてますが、ネイルをしている女性公務員は結構います!
参考: 公務員職場でのネイルはダメ?ジェルネイルをしている女性職員も!
個性的な服装の女性公務員
すごく個性的な人はあまり見かけませんが、なかには二度見してしまうような服装をしている女性も。(良い意味でも悪い意味でも)
私が目撃したことがあるのは、ミニスカートの女性公務員や、ファーでモコモコになりすぎている服を着ている女性公務員などです。
さすがに「すごい恰好をしてる職員がいる」と、内部で噂になっていました。
そして、その女性公務員については、服装だけでなく言動・行動等も問題視されるものが多く、なんと新規に職員として採用されてから、本採用にならずに退職(実質クビに近い)していきました。
服装が原因で退職したわけではありませんが、服装が印象を大きく左右することを感じた例でした。
オシャレな公務員はデキる人に見える
一方で、オシャレな人は、仕事がデキる公務員に見えるというメリットもあります。
センスの良い人、さりげなく流行を取り入れた服装をしている人は、仕事に対する感度も高く、付加価値のある仕事を達成している印象があります。
まさに、皆が憧れる、カッコイイ女性のモデルケースですね。
逆に、デキる人だから服装の自由度も許されているという側面も、無きにしもあらずなので、服装と中身が一致するよう仕事も頑張っていきましょう。
女性公務員の服装規定とおしゃれの許容範囲について
公務員の服装については、詳細な規定はありません。
そのため職場の空気を読んで、周囲から浮きすぎない範囲でオシャレを楽しむというのが実情です。
しかし、それでは答えとして曖昧すぎるので、以下に具体例をあげてみますね。
微妙かなと迷われる服装のOK・NGをまとめてみました。
OKライン | NGライン |
ワンピース 白ズボン ガウチョパンツ 襟なし服 スカーフ 膝上10cm未満スカート | ジーパン Tシャツ(綺麗めなもの除く) カラータイツ(ダークカラーならセーフ) レギンス 派手すぎストール ミニスカート ノースリーブ オフショルダー カラフルコーデ(原宿レベル) |
プライベートでも、きれいめカジュアルを着ている方なら、私服とほぼ兼用で大丈夫ですので、経済的です。
仕事専用の服として用意すべきなのは、たまに着るスーツくらいなものです。
おしゃれの許容範囲で迷った時は、
- お客様から見て不快でないか
- 公務員の信頼を損なわないか
といった視点で、考えてみましょう。
結局は、周囲にいる職員の最多層に合わせるというのが、無難です。
周りの人と同じかどうかを判断基準にする人は意外と多いので、職場全体がカジュアルな服装をしているならば、「そういう職場なんだ」と理解され、あなた自身の服装が問題になることはありません。
逆にあなただけが、他の人よりカジュアルすぎると、ちょっとマナーがなってない人という印象を持たれてしまう懸念もありますので、ご注意ください。
服装だけでなく、髪についても印象を大きく左右するパーツですので、注意が必要です。
参考: 公務員の髪色を男女別に!ヘアカラー率は高いけど試験や採用時に茶髪はダメ!?
ワンピースやブランド服はありか?
「公務員女性がワンピースで仕事をするのはありですか?」とよく聞かれるのですが・・・
女性公務員のワンピース、全然ありです!
もちろんワンピースといっても色々なタイプがありますので、オフィスカジュアルの範囲であればという条件付きです。
マキシ丈のロングワンピースや丈が短すぎるワンピース、その他「お遊び感」が強すぎるものはNGです。
全体的なコーディネート次第ですが、小花等のプリント・柄ワンピなどを着用している人もいます。
女性の服装というのは、1点だけを見て「OK・NG」を判断するのが難しいです。
柄ワンピでも、シンプルなロングカーディガンを羽織るなどすれば、問題なく着られることもありますからね。
ブランド服についても全然問題ありません。
実際にオシャレな人でいつもブランド服を着ている人はいますし、ブランド服かどうかよりも、オフィスルールの範囲内かどうかが重要です。
ただ、多くの人から見てあきらかに「あのブランドの服だな」とわかるような服というのは、ロゴが協調されていたり、独特のデザインだったりと、職場の服装には適さないものも多いです。
職場で浮きすぎることがないよう、最低限気を付けましょう。
万が一、目立ちすぎたことが原因で、以下の記事に書いているような女性公務員同士のトラブルなんかに巻き込まれたら、結構悲惨なので・・。
参考: 現役公務員が目撃した職場いじめ!女の妬み・嫉妬は怖い!
まとめ
事務職の女性公務員には制服などがないので、オシャレを楽しめる分、何を仕事服にすべきか迷ってしまいがち。
「困ったときは空気を読んで周りに合わせろ」が公務員の鉄則ですが、女性公務員の服装は比較的自由度が高いので、常識の範囲で自分らしい服装を楽しむのも良いと思います。
ちなみに、専業主婦よりも働く女性に綺麗な人が多いと一般的に言われるのは、日々、外で人に見られる機会が多いからです。
オフィスマナーを守ることは大切にしつつ、人に見られているという意識も忘れず、素敵な働く女性でいたいものです。
服装だけでなく、アクセサリーについても、オフィスルールの範囲内で積極的に楽しむのがオススメですよ!
参考: 公務員のアクセサリーはOK?ネックレスの許容範囲は?
それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!