公務員の飲み会は多い?懇親会が苦手な人は断っていいの!?

現役公務員のミドニーです!

いつもご覧いただきありがとうございます。

さて、今回のテーマは 公務員の飲み会についてです。

飲み会は、本音や裏話が聞けるなどメリットがある一方、苦手な人も多いもの。

仕事の飲み会が多すぎて、プライベートの自由時間が削られるのを避けたいという人もいますよね。

公務員の職場ではどのような状況なのか、実体験を踏まえてお伝えしていきます。

公務員の飲み会の種類

公務員の飲み会の機会ですが、民間の会社員に比べるとかなり少ないです。

夫や友人など、民間会社に勤める知り合いと比較しても、公務員の飲み会機会の少なさは トップレベルです。

特に営業職の会社員などと比較すると、格段に少ないと言えるのではないでしょうか。

公務員の 仕事関係の 飲み会は ざっくり分けて以下の3パターンに分けられます。

  1.  部署外の関係者との懇親会
  2. 部署内の懇親会
  3. プライベートな飲み会

参加優先度の高い順に、1・2・3となります。

部署外の関係者との懇親会

主に同じ自治体以外の人と仕事でお付き合いをした際、開催される飲み会です。

仕事の延長という位置づけのため、参加は必須になります。(むしろ自分が飲み会を企画しなければいけないケースも・・)

部署によってはこのような機会は全くないというところも少なくありません。(むしろゼロというところが多数派です。)

具体的には、国や民間会社、関係団体などの方と顔を合わせる会議などの後に 催されることが多いです。

部署内の懇親会

最低 年に3回、同じ部署の人数十人が参加する懇親会が開催されます。

  • 4月 歓送迎会
  • 7~8月 暑気払い
  • 12月 忘年会

職場によっては、部署全体の懇親会以外に、10人未満の チームでも、同様の懇親会が同時期に開催されます。

その場合、年に6回(部署全体で3回、チーム内で3回)は、部署内の飲み会が開催されることになります。

プライベートな飲み会

組織とは関係なく、個人的に開催される飲み会がこれにあたります。

同期での飲み会、若手職員有志の飲み会、職場の女子会なども、プライベートな飲み会ですね。

これらの機会についても、民間の会社よりかなり少ないです。

「仕事終わりにちょっと飲みに行こう」なんて会話・誘いは、あまり耳にすることがありません。

というのも、都市部を除き、多くの地方都市に勤務する地方公務員は、車で通勤をしているからです。

そのため、頻繁に上司や同僚に飲みに誘われて困る、といった心配は無用です。

もし誘われたとしても、何か理由をつけて断ったところで、特に問題にはなりません。

パワハラはNGという意識が浸透しており、上司も、「飲みに付き合うのが当たり前」とは思っていないからです。

また、子育てに忙しい女性職員が多いというのも理由の一つとして挙げられます。

公務員職場における子育てへの配慮は、かなり恵まれています。

公務員男性の奥さんも、共働きの公務員というケースが多く、働く女性の大変さを身近に見て理解しているというのも大きいからでしょう。

大人ですので、飲み会を何回か断ったり、リアクションが悪ければ「この人は飲み会が好きなタイプではないんだな」と大抵の人は察してくれます。

そして、誘われなくなります。

飲み会に行かないからといって、特に評価が下がることはないと思います。

もちろん、人間ですから、付き合いのいい部下の評価の方が、高くなりがちなことはやむをえませんが、無理してまで付き合う必要はないでしょう。

参加すべき飲み会について

飲み会が苦手な人でも、一年を通じて、まったく参加しないというのは難しいです。

以下の3パターンのうち、1・2については、避けてとおれないというのが現状です。

  1.  部署外の関係者との懇親会
  2. 部署内の懇親会
  3. プライベートな飲み会

部署外の関係者との懇親会は必須

部署外の関係者との懇親会は、ほぼ仕事と割り切って参加すべきです。

仕事の延長上ではありますが、残念ながら、飲み会代・残業代は出ません・・

交際費などという概念が存在するのは、知事や市長レベルです。

末端の 公務員は、ほぼ仕事といえるような、参加必須の飲み会・懇親会であっても、自腹です。

オフィシャルな懇親会に参加すると、同席している民間の会社の方や、関係団体の方などは、領収書をもらって帰る、という場面をよく目にします。

それを横目に、「領収書は結構です」と言いながら、自分の財布を開く公務員・・・なかなか悲しいところですが、それが現実です。

部署内の懇親会は、年1回は必須

部署内の懇親会は、参加率がほぼ100%です。

子育て中の職員であっても、 旦那さんや親などに預けて参加するため、年間通じて一度も部署内の飲み会に参加しないという選択肢は、ほぼありません。(かなり勇気がいる選択です。)

全ての部署内懇親会に参加することが難しい場合などは、4月の歓送迎会だけでも参加すると良いでしょう。

また、懇親会の最初の1時間のみ参加して、こっそりと早めに抜けるというのも ありです。

実際そのようにしている ママさん職員などは、ちらほらいます。

二次会があることも多いですが、強制された経験は皆無です。

行きたい人が行く、飲みたい人が飲む!素晴らしいですね。

余談ですが、部署内の飲み会の費用は、全員の給料から 毎月積立という形で天引きされていますので、飲み会に参加しないと年間数万円の金額を 無駄にしてしまうということにもなります。

まとめ

今回は、公務員の飲み会事情について、お伝えしました。

民間会社よりも飲み会機会が少ないことは間違いないのですが、実際に文章に書きだしてみると、思いのほか 回数が多いかもしれないですね。

では、今回のポイントです。

  • 公務員の飲み会は会社員よりも少ない
  • 最低、年に1~2回の飲み会参加は必要
  • 飲み会参加は断っても問題なし

飲み会が好きな方は、プライベートでもどんどん飲みにいけば、コミュニケーションが深まり仕事にもプラスになりますし、苦手な方は最低限抑えるべき飲み会のみ、 仕事と割り切って参加 するようにしましょう!

公務員の帰宅時間について書いた記事もよろしければご覧ください。

公務員の帰宅時間は?仕事が楽で暇だから早く帰れるのは本当!?

今回も、貴重なお時間の中で、文章をご覧いただきまして、ありがとうございました!