市役所アルバイトの仕事内容や待遇とは?求人はどこで探すの?

現役公務員女性のミドニーです!

いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。

今回は、市役所アルバイトの仕事内容や待遇とは?求人はどこで探すの?がテーマです。

市役所や県庁などのアルバイト(パートや臨時職員とも言う)って、どんな仕事をするの?

給料や勤務時間などはどうなっているの?

求人はどこでいつ頃探すと見つかりやすいの?

といった疑問に現役公務員がお答えします。

市役所アルバイトの仕事内容について

市役所などのアルバイトは、とくにスキルを 必要とするものではなく、誰でもできる ような仕事 です。

ただ、パソコンへの簡単な入力作業などを頼まれるケースもあるので、ごく基本的なパソコンの知識があると役に立ちます。

しかし、資料を一から作成するというようなことではなく、あくまで入力作業程度ですので、 Google で検索して調べものができる能力のある方であれば、全く問題ないでしょう。

アルバイトの一般的な仕事内容は以下の通りです。

  • お茶汲み
  • 書類のコピー取り
  • 書類のホチキス止め
  • 他の部署への書類配達・仕分け
  • パソコンへの簡単なデータ入力
  • 電話応対

市役所や県庁の業務は多岐にわたるため、 それぞれの部署により「窓口対応」など、独自の仕事がある場合もあります。

とはいえ、それらの仕事も誰でもできる比較的簡単な仕事と考えていただいて問題ありません。

できない仕事を無理やりやらされるとか、終わるまで帰れないとか、プライベートで何か仕事のための勉強しなければいけない、と言ったことはありません。

市役所アルバイトの待遇について

市役所などのアルバイトは、給料が安いというデメリットがあるものの、勤務時間や仕事内容を考えれば、 おすすめのアルバイトと言います。

具体的な待遇について、以下で詳しく見ていきます。

残業はあるのか

アルバイトに残業はありません。

8時30分から5時15分までの勤務で、時間ぴったりに帰れます。

実際、アルバイトの人はみな、時間きっちりに帰っています。

時間きっちりに帰る職員(公務員)はあまりないため、最初は帰りにくく感じるかもしれませんが、職員は全く気にしていません。

割り切って、元気に「お疲れ様でした!」と言って帰りましょう。

仮に残業したとしても残業手当が支払われることはありませんので、遠慮なく帰った方が良いです。

休暇はどのくらいとれるか

市役所などのアルバイトのお休みは、公務員と一緒でカレンダー通りです。

土日祝日は完全に休みとなります

それ以外にも以下の休みがあるのが一般的です。

  • 年間10日間程度の有給休暇
  • 6日間の正月休み(12/29~1/3)

職員と違い、アルバイトは年間10日程の有給をほぼ使い切る人が多いです。

10日間以上休暇を取ることもできますが、その場合は休んだ日の分のお給料は出ません。

しかし、10日以上休むという人はあまりいません。

ちなみに、お盆休みという制度は市役所等にはありませんので、有給休暇などを使って休むことになります。

給料はどのくらいか

市役所等のアルバイトの給料は かなり安いです。

最低賃金とほぼイコールです。

地域にもよりますが850円から950円ぐらい。

1か月の 給料が 手取りで13万円前後です。

通勤手当はもらえるか

通勤手当については、実費が支給されます。

電車代は全額 、マイカー通勤などの場合は距離に応じた金額が、通勤手当として支給されます。

保険証はもらえるか

健康保険に加入することができ、保険証をもらえます。

逆に保険証は夫の扶養に入りたいという選択はできません。

雇用保険(失業保険)に加入できるか

雇用保険に加入できるため、アルバイトを期間満了で退職した際に、失業給付や再就職手当などを受給することができます。

雇用期間が1~2年程度と短いため、退職された方はみなさん失業給付をもらわれているようです。

必要書類は、職場にお願いすれば快く対応してもらえます。

雇用期間はどのくらいか

アルバイトとして勤務できる上限は、1年もしくは2年まで、という自治体が多いです。

一生のうちに、同じ人が同じ自治体でアルバイトできるのは、1年~2年ということです。

ほとんどのアルバイトが 上限期限ぎりぎりまで、1年もしくは2年間、勤めて期間満了で退職します。

市役所アルバイトの求人について

市役所等のアルバイトの求人を探す場合は、まずはハローワークに問い合わせてみましょう。

市役所等では、求人にお金をかけることができませんので、無料で登録できるハローワークを使うのが定番です。

実際にハローワークでの求人を見て応募してくる人が大多数を占めています。

それ以外には、職員などからの口コミ紹介というものも少なくないです。

最近は、ハローワークに求人を登録しても、売り手市場ということもあり、なかなかアルバイトの応募が来ません。

今いるアルバイトさんの期限が切れる時期が近づくと、「知り合いで、誰かいい人はいないか?」という趣旨の連絡が、 他の部署から来ることがあります。

アルバイトの応募者が少ない現在では、よほど問題のある方でなければ、採用されるでしょう。(以前は、1枠の募集に何人も応募してくるのが普通でしたが、今は、1人でも応募があればマシといった状況です。)

求人をしている時期は、圧倒的に3月が多いです。(3月募集、4月採用)

1年単位などで更新となる仕事のため、アルバイト更新の開始日が4月1日となっているケースが多いからです。

ただ、時期外れの退職などで4月以外の月から勤務できる人を探しているケースもありますので、興味がありましたらお近くのハローワークに問い合わせてみましょう。

雇用開始日の一か月程度前までには、ハローワークに募集の登録がされているはずです。

まとめ

今回は、市役所等の官公庁アルバイトの仕事内容や待遇についてお伝えしました。

私も公務員として、アルバイトさんと日々一緒に仕事をしていますが、個人的にも官公庁アルバイトはおススメです。

官公庁アルバイトのメリット・デメリットについては以下の記事をご覧ください。

市役所や県庁のパート・バイトのメリットとは!?どんな人が働いているの?

それでは、本日も貴重なお時間の中で、文章をご覧いただきまして、ありがとうございました!