公務員の帰宅時間は?仕事が楽で暇だから早く帰れるのは本当!?

こんにちは、現役公務員のミドニーです!

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今回のテーマは、公務員の帰宅時間は?仕事が楽で暇だから早く帰れるのは本当!?です。

公務員は楽で暇だから早く帰れる説の真実はいかに!?

公務員だって帰宅時間には色々なパターンがある?

現役公務員が公務員のリアルを本音でぶっちゃけます!

地方公務員の平均帰宅時間

一概に公務員と言っても、部署や家庭の事情、仕事の内容などは人によって様々。

まずは、一般的な公務員職場では何時ぐらいに帰宅する人が多いのか、ということについてお伝えしていきます。

公務員の平均帰宅時間は7時頃

一般的な職場の場合、7時過ぎぐらいには全員が帰宅するということが多いです。

定時である17時15分頃ぴったりに帰宅するという人が何人かいて、その後18時ぐらいで帰宅するという人が半数程度。

徐々に人数が少なくなり、19時過ぎぐらいには全員がいなくなるというイメージです。

この時間に帰宅すれば、家族との団らんや趣味の時間などに夜の時間をあてることも十分に可能です。

水曜日は早く帰る公務員が多い

役所の多くが水曜日をノー残業デーと定めているため、水曜日は早く帰る人が多いです。

水曜日に残業をしていると上司から早く帰るように促されたり、水曜日は残業手当が出なかったり、というようなこともあります。

そのため、水曜日に懇親会が設定されていたり、習い事などを水曜日にしていたりという人もいます。

忙しい時などは、ノー残業デーがあることで残業が出来ず、大変に思うことも無くはないですが、基本的にはありがたい制度です。

お盆期間中などは早く帰る公務員が多い

一年の中でもお盆期間中というのは、早く帰る人が多い時期になります。

そもそもお盆に夏休みを取ってる人が多く、出勤している人自体が半数程度と少ないため、仕事関係のイベントや会議などがお盆に入っていることはほとんどありません。

そのため、お盆は他の時期と比べて暇で早く帰りやすいのです。

お盆以外にも、正月の前後やゴールデンウィークの前後など、比較的休暇をとる人が多い大型連休の前後などは、「みんな早く帰ろう」という雰囲気があります。

帰宅時間が早い人と遅い人の違いは

同じ公務員組織でも、帰宅時間が早い人と遅い人というのが存在します。

それぞれ色々な理由により、帰宅時間が異なっているという実態があります。

ケース別に詳しく見ていきましょう。

部署によって帰宅時間が違う

公務員には多様な職場や仕事があります。

そのため、物凄く忙しくて全員が残業をしないと絶対に仕事が終わらないような部署もあれば、暇すぎて半日で仕事が終わってしまうような部署もあるのです。

ちなみに、忙しい部署には優秀な人が、暇すぎる部署には問題のある人が配属される傾向にあります。

また、能力以外にも、残業ができるような家庭状況か、というところも配属にあたって大きく考慮されます。

能力によって帰宅時間が違う

同じ場所で同じ仕事をしていても、帰宅時間が大きく異なるというケースもあります。

仕事を早く終わらせられるかどうかというのは、その人の持っている能力や仕事への取り組み方によって大きく変わってくるものです。

単純に事務処理能力が高く仕事スピードが速い人というのももちろんですが、仕事の優先順位の付け方が上手いというのも、早く帰れる人の特徴です。

勤務時間というものは限られていますので、すべての仕事を完璧にこなそうとすると、どうしても残業をせざるを得なくなってしまいます。

重要な仕事にどれだけ多く時間をかけ、さほど重要でない仕事はそこそこのレベルでこなすか、といったコントロールが重要です。

家庭の事情によって帰宅時間が違う

公務員の約半数は働く女性です。

育児や家事との両立をしなければならないため、公務員の女性は何が何でも早く帰るために色々な工夫をしています。

一方で、早く帰る必要のない若い職員や年配の男性職員などは、「終わらなければ残業すればいいや」という選択肢があるためか、ある程度ゆとりを持って仕事に取り組んでいる印象があります。

子育て中の女性職員の仕事量が少ないというわけではないため、子育て女性が早く帰れているのは、工夫次第で工夫と心がけ次第、タイムマネジメント能力次第で、誰でも早く帰ろうと思えば帰れるということの証明だと思います。

役職によって帰宅時間が違う

役職によって帰宅時間が違うというケースもあります。

部署によっては、上司が帰らないと部下が帰りにくいといった雰囲気があるところも。

そのため、上司が一番遅くまで仕事をしているというような職場は稀です。

どこの職場も、たいてい一番最後に帰るのは、20代の若手職員です。

しかし空気を読みすぎて上司の残業に付き合うというのも、お勧めできることではありません。

残業には残業手当というコストが発生していること、無駄な残業は業務効率を下げることなどを考えると、「帰れる時は勇気を持って帰る」というような姿勢が今後は重要になってくると思います。

公務員は楽で暇なわけではないが、工夫次第で早く帰れる

公務員が早く帰れると思われているのは、楽で暇な仕事だからというイメージがあるためです。

しかし、公務員は決して、ものすごく楽だとか暇な仕事だということはありません。

ただ、ものすごく忙しい職場なのかというとそんなこともないので、その人の工夫や心がけ次第で早く帰れる程度の忙しさ、と思っていただければ良いと思います。

まとめ

仕事というのは、遅くまでやればやっただけ良いというものではありません。

限られた時間の中でどれだけ多くの成果を出すか、ということも評価につながってきます。

また、長時間ダラダラ仕事をしていては集中力も続きませんので、効率が悪いです。

出来る限り早く帰ってリフレッシュして、翌日また新たな気持ちで能率的に仕事に取り組めるようにしたいものです。

公務員のアフター5については、以下の記事に詳しく書いています。

公務員はラクすぎるからプライベートも充実!?公務員のアフター5を公開!

それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!