こんにちは、現役公務員のミドニーです!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは、県庁の志望動機はどうする?現役公務員が例文も紹介!です。
県庁の志望動機が全く思いつかない!
そもそも県庁と 国や市町村 の仕事 の違い がよくわからない!
といった方に、現役公務員がお役に立てる情報をお伝えします。
県と国や市町村との仕事の違いなどのポイントを押さえておくと、 志望動機も考えやすくなります よ。
現役公務員が県庁の志望動機の例文なども紹介しますので、是非参考にしてみてください!
県庁の志望動機を考えるための重要なポイント
県庁の志望動機を考える上で、県と国や市町村との違いというものを押さえておくことは欠かせません。
国や市町村とは違う県ならではのポイント とは何なのか?
県庁って、国とか市役所に比べて仕事内容が良くわかりにくいですからね。
今回はあえて都道府県庁にターゲットをしぼって志望動機を解説していきます。
早速見ていきましょう!
県職員は地元への愛着が強い
県は市町村よりも規模が大きいですが、県レベルでも地元愛というのはもちろんあります。
そこが 国家公務員 との大きな違いです。
県庁は地元出身者が非常に多いことから、面接官も地元出身者である可能性が高く、地元愛を語ることは面接官の共感を得やすいです。
また県は市町村より数が少ないため、他県と比較がしやすく、他県に対しライバル心があります。
都道府県ランキングって色々な分野で目にしますよね。
実際仕事をしている中でも他県と比較をしたり、他県に負けないことを求められることが多いんです。
うちの県が一番(もしくは一番にしたい)という思いは、県職員に必要な感覚です。
県は国と市町村のパイプ役
県のポジションってすごい微妙なんです。
国ほど大きなことはできず、市町村ほど地域密着でもない。
一般の人に聞いてみても、実際県職員って何をしてる?と思ってる人が多いです。
では、県に求められる 役割は何なのか。
それはコーディネート業務。
実際、各市町村のとりまとめ業務などは多いですし、とりまとめるだけでなく、うまく市町村と連携したり、市町村同士の連携をサポートしたり といったコーディネーターの役割を担うことが多いです。
県庁の仕事は国ほど専門性も高くなく、市町村ほど分かりやすくないため、 面接での志望動機を考えるのは 難しいところもありますが、 県職員に求められる、県ならではのスキルというものを理解しておくことは大切です。
地方からの発信力は県が有利
都道府県は市町村よりも大きな規模で仕事ができますので、地方から何かを発信していく力という点では、県の方が市町村よりが有利です 。
最近は、地方の個性を重視する風潮がありますので 、地方から何か大きなことを発信したい のであれば国や市町村よりも 県職員を選ぶ のが最適と言えます。
県の仕事は住民意識と距離がある
県というのは地方自治体でありながら、住民との接点が市町村よりも圧倒的に少ないのが特徴です 。
特に面接官になるような人が多く経験する本庁部署においては、 住民と直接接するという機会はごくわずか。
正直住民意識という点で強くアピールをしても面接官の心に響きにくいです。
住民に近いところで仕事がしたいならば、市町村の方が向いているのではと思われる可能性はあります。
もちろん最終的には住民の幸福度を上げるために仕事をしているわけですが、 住民に直接感謝されたいとか、住民の悩みを直接聞きたいといった希望は、県職員ではなかなか実現不可能。
理想を熱く語るのは良いことですが、 実際に実現不可能なことを語られても面接官の心には響きません。
県は新しい価値を生み出す職場
住民サービスと少し距離をとった仕事が多いため 、最低限必要な仕事というのが少ないのが県庁の特徴です 。
いわゆる窓口対応などや各種住民サービスなどの、絶対に必要な仕事というのが少ないのです。
(全くないわけではないので、市町村と比較してという話です。)
そのため時代の変化に応じて次々と新しい 価値・ 県庁の存在意義 を 生み出していくことが求められます。
財政状況が非常に厳しい中、お金をかけずアイデアで勝負をしていく、チャレンジ精神のある県職員が求められています。
県庁の志望動機の例文について
これまで説明してきた 点を踏まえて、県庁の志望動機の例文をご紹介します。
私が独断と偏見で考えたものなので、これが正しいということはないと思います。
それに、人が考えた例文をそのまま発言しても、心がこもらないので面接官には響きません。
ただ、こういうことを思いながら働いている公務員って結構いるんだと思ってもらえれば、それはそれで嬉しいです。
県庁の志望動機(例文)
例文は、あくまで参考程度にしてみてくださいね。
私が県庁を志望したのは〇〇県の魅力を世界に発信したいからです。
他県で学生時代を過ごして、地元の○○や○○などの魅力に改めて気づきました。
他県の人から教えてもらったという部分も少なからずあります。
県内の市町村と協力し、〇〇県に既に当たり前に存在する魅力にスポットライトを当てていくことで、他の地域には真似できないオリジナルな価値を創りだすような業務に、いつかチャレンジできたらと思っています。
自分が生まれ育った〇〇県に対して 強い愛着を持っていますが、まだまだ知名度が低いことを残念にも思っています。
〇〇県で育つ子供達に、〇〇県を誇りに思ってもらえるような、 県外に行ってもまた帰って来たいと思ってもらえるような 、そんな〇〇県の姿を未来につないでいきたいです。
まとめ
就職するにあたって就職先の仕事内容が正直よくわからないっていうのは、ある意味当然のことです。
まだそこで働いたことがないわけですからね。
実は私は、公務員に就職をした今でも、公務員組織全体の仕事内容が分かっていません。
おそらく定年退職する頃になっても、よくわからない仕事や「こんな仕事をあったんだ!」ということは、きっとあると思います。
公務員組織の仕事は幅広すぎるので、みんなそんなものです。
そんな中で 志望動機を考えるというのは、かなり厳しいものですよね。
条件面に惹かれたというのが本音の志望動機だという人も多いと思いますが、それは面接で言えないのが辛いところ。
この記事が、県庁ならではのオリジナルな志望動機のを見つけるきっかけになれば幸いです。
面接対策を考えるうえで押さえておくべき「公務員のやりがい」について解説した以下の記事もご覧ください。
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それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!