公務員試験に独学で合格できた4つの理由と対策!合格率を上げるには?

こんにちは、現役公務員のミドニーです!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは、公務員試験に独学で合格できた4つの理由と対策!合格率を上げるには?です。

受験した公務員試験すべてに独学で合格した私が、独学で合格できた4つの理由とは!?

独学で公務員試験に合格する確率をあげるためにできる対策とは何か?

公務員試験に独学で挑戦するか予備校に通うか迷われている方などの参考になる情報をお伝えします。

公務員試験に独学で合格できた理由

私が公務員試験に独学で挑み合格できた理由を考えてみました。

これらに当てはまるかどうかで、独学挑戦をするか否かを検討してみてください。

自習習慣が身についているか

公務員試験は 出題範囲が非常に広く、 全ての参考書に目を通すだけでも膨大な時間が必要です 。

それを、孤独にやり通すのは、それなりの精神力が必要です。

私は大学受験に 独学で合格したこともあり、幸いにも自宅で 集中して勉強をするという習慣が身についていました。

高校時代は勉強習慣がそれなりにあった方でも、大学に入ってから、自宅でみっちり勉強しているという人は、少ないのではないでしょうか。

かくいう私も、大学時代は最低限の授業を受け、バイトや遊びに明け暮れるという日々を過ごしていましたので、大学受験時を思い出し、勉強モードになるまでは、少し時間がかかりました。

独学の場合、自宅でサボっていても誰も注意はしてくれません。

また、「昨日の夜、勉強した?」なんて高校時代のように教室で話をする受験勉強仲間もいません。

ある程度意思の強い人でないと 、さほど面白くもない(興味もない)公務員試験の勉強を、一人で長期間にわたって続けるというのは 難しいものがあります。

独学でやるなら、覚悟が必要です!

参考書選びは慎重に

独学の場合、参考書選びはかなり重要になります。

公務員試験の範囲は広すぎるのため、はっきり言って全ての範囲を完全に勉強するということはできません。

例えば、美術とか音楽とかの教養科目や時事問題。

そういったものを全部やろうとすると のはナンセンスです。

いかに効率よく、質の良いテキストで適切な分量を学ぶか、ということが合格への近道になってきます。

そこで私は、公務員試験予備校が授業で使っている参考書を購入し、それだけに集中して取り組むことにしました。

といっても、出題範囲が広すぎるので、数十冊、段ボール1箱分という膨大な量になります。

基本的には、一教科一冊の参考書と問題集に絞って勉強しました。(経済学などは、ミクロ経済とマクロ経済で本が分かれていたりします。)

市販されてない、受講生専用の問題集についても、ヤフオ○やメルカ○などで安く入手することができます。

重要なのは、一分野一冊という点です。

色んな出版社の本を掛け持ちしてやるのは、絶対やめましょう。

重複している部分も多く、時間をかけたわりに得るものが少ないです。

勉強スタート時にそれなりに参考書選びに時間をかけ、自分が選んだ参考書を信じて、最後まで繰り返しやり抜きましょう。

ちなみに、合格した後の参考書ですが、試験で使った参考書や問題集を段ボールに詰めて、再びフリマサイトなどで売ってしまいました。

相当に書き込みのある、かなり使い込んだダメージ品でしたが、合格者の勉強法が見えるような品とも言えるため、結構高値で売れました。(買った人にも喜ばれ、一石二鳥)

正しい勉強方針を持っているか

膨大な学習量を前に、学習方針を試行錯誤しながら取り組む、というのは効率的ではありません。

最初からこの方法で最後までやり抜くと決めて、ぶれずに勉強を進めたのは良かったと思っています。

ざっくり言うと、

参考書を軽く読む→同じ分野の問題集を解く

の繰り返しなのですが、問題集の解き方にポイントがあります。

5択式の問題の場合、正解を選ぶだけではなく、5択すべてについて、「どこが間違っていて、どこをどう直せばこの選択肢は正解になるのか」を答えられるようにするのです。

そして、それができるようになるまで、繰り返す。

問題を解いた日付を問題番号のところに書いておき、出来なかった問題は、しばらく日付がたった頃に、もう一度日付をメモって解く。

そうすると、問題集を見たときに、日付が大量に書き込まれている問題(自分が苦手な問題)が一目瞭然となり、試験直前の見直しにも役に立ちました。

また、しばらく前に解いたきり、解いていない問題なども、日付があるとわかりやすいです。

独学でも模試や面接などには参加

独学でもどうしてもカバーできない部分が、模試や模擬面接などです。

それらは割り切って、お金を払って参加をしてしまった方が良いと思います。

私も模試を一回、面接対策を一回受講しました。

ちなみに面接は予備校が開催する無料講座でしたが、就職面接というものを経験したことがなかったため、1回の無料講座で十分得るものがありました。

地方公務員が本命の方は、地方公務員の面接の前に、国家公務員2種の面接を受けまくれる機会がありますので(筆記に合格していた場合のみ)、それがかなり良い練習になるでしょう。

面接は習うより慣れろです。

本を買って対策するより、面接対策の知識を身に着けるより、経験がものを言います。

実践機会が確保できない方は、友人に頼んで、面接練習をやってみましょう。

頭ではわかっていても、意外とスラスラしゃべれない自分に驚くかもしれませんよ。

まとめ

今回は公務員試験合格体験談として、独学で合格できた4つの理由についてお伝えしてきました。

○筆者が独学で合格できた4つの理由

  • 自習習慣が身についていた
  • 参考書選びに成功した
  • 勉強方針が間違ってなかった
  • 独学でも、面接や模試は受けた

独学でも工夫次第で、公務員試験を突破することは可能です。

ただ、工夫やアイデア、ノウハウという点では、プロである「公務員試験予備校」にはかなわないという現実も。

後悔しないよう、独学と予備校のどちらを選択すべきか、じっくり検討してみましょう。

独学と予備校で迷っている人は、以下の記事も参考にしてみてください。

公務員試験で予備校より独学をオススメできる人とは!?独学合格者のブログ!

それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!