こんにちは、地方公務員のミドニーです!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは、公務員の大学の出身学部が配属先とは関係ないなんて嘘!?です。
出身学部によって公務員の配属先などに影響はあるのか?
学生時代に出身学部で学んだ知識が役に立つことってあるの?
といった疑問に対し、現役公務員が公務員職場のリアルをお伝えしていきます!
出身学部による仕事の傾向
事務系の公務員になる人には、様々な学部出身の人がいます。
公務員の仕事自体も様々な分野があるので、それぞれ得意な分野の仕事に就くなどの傾向はあるのでしょうか?
実際の状況を伝えていきたいと思います
法学部が集まる職場がある
公務員の仕事は、法律を扱う仕事です。
どんな職種、どんな部署であっても、最低限、法律を読みこなすという能力は必要になります。
そのため、法学部出身の方で法律を読むことに抵抗がない方は、仕事においてもその能力を活かせます。
また 法学部出身の人が多く集まりやすい職場というものが存在します。
自治体の法律などを担当する部署です。
法律の改正のチェックなど、まさに法律漬けという職場になりますので、実際に法学部出身かどうかを考慮された人員配置がされています。
法学部以外の場合は仕事との関連薄い
経済学部や文学部、その他様々な学部については、残念ながら学生時代に学んだ専門知識が直接的に仕事に活かせるという機会は多くありません。
全く無いわけではありませんが、多様な部署がある公務員組織ですので、自分の知識や能力が活かせる場所というものに巡り会える人は幸運です。
人事異動などの際に、自分の能力はここでいかせるという部署があれば、それを強くアピールしてみるのも良いと思います。
部署配置で学部より重視されること
部署配置にあたっては、学部より優先されるポイントがあります。
早速見ていきましょう。
学部より個性が重要
大学時代の4年間、学部で学んだ知識というのは、所詮限られたものです。
仕事において重視されるのは、出身学部よりも個人の個性です。
どの学部出身かというより、どういった個性を持っているか。
- 人よ接するのが好き
- 仕事が丁寧
- 細かいことに集中して取り組める
- 視野が広い
- アイデアマン
そういった個性に応じて部署への異動が検討されています。
知識より能力が重要
また、学生時代に学んだ限られた知識よりも、その人が持っている能力が重視されています。
知識は誰でも後から身につけることができますが、 個々の能力というものは、その人の持っている財産です。
得意分野の能力を伸ばし活かして行くことが、非常に重要となってきます。
仕事における能力には、様々な尺度があります。
- 人脈づくりが得意
- ケアレスミスをしない
- 仕事が早い
- 成果を出すまで努力できる
- マネジメント能力が高い
など、仕事ができる人と言っても、そのパターンは様々です。
「こんな能力のある人が欲しい」という人事のオーダーに応えられる能力を持つ人は、組織にとって必要な人材ということです。
人と違う能力は強みになる
仕事において学部が重視されることは少ないですが、学生時代の経験が活きてくるというケースはあります。
留学して英語がペラペラであるとか、理系出身のため数字の資料を読み解くのが得意とか、アルバイトで営業を経験があるため人との交渉を能力に長けているとか。
そういった他の人が持っていない自分の優れた能力というのは、誰にでもあるものです。
自分の強みというものをきちんと把握し、それを活かしていけるよう心掛けていきましょう。
公務員試験の面接におけるアピールポイントにもなりますよ!
まとめ
それでは今回のまとめです。
- 法学部出身者が多く が集まる職場がある
- 法学部以外は仕事と学部の関係性は低い
- 部署配置は学部より個性、知識より能力で決まる
- 仕事で活躍するためには、自分の個性や能力を伸ばしていくことが大切
学生時代にせっかく学んだ学部での知識が活かせず、残念に思う人もいるかもしれませんが、逆に考えればどのような学部でも、個性や能力努力次第で仕事で活躍をしていくことは十分に可能ということ。
公務員試験の面接などにおいても、自分は人と違う個性や能力を持っていて仕事にどうやって活かしていけるかという点を見つめ直し、アピールしていくと、試験官の印象にも残りやすいと思います。
公務員組織も多様な人材を求めている傾向が強くなってきましたので、人と違うということはそれだけで強みになります。
公務員の出身大学については、以下の記事に詳しく書いています。
公務員試験合格者の出身大学は?偏差値レベルは意外と高くない!?
それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!