こんにちは、現役公務員のミドニーです !
いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。
今回は、市役所や県庁のパート・バイトのメリットとは!?どんな人が働いているの?がテーマです。
市役所や県庁などでパートやアルバイトをすると、メリットが沢山!
一方でデメリットもあるので、日頃、一緒に仕事をしている現役公務員が『メリット・デメリット』を詳しくお伝えしていきます。
実際にどんな人がアルバイトとして働いているのかも書いていきますので、参考にしてみてくださいね。
市役所・県庁バイトのメリット
市役所等のアルバイト(パートや臨時職員とも言います)は個人的にとてもおススメです。
理由は、沢山のメリットがあるから。
さっそく、見ていきましょう!
平日昼間のみ勤務
残業がなく定時であがれて、平日の昼間のみの出勤というのは、子供を持つ主婦の方などにとって非常に魅力的です。
アルバイトやパートの定番である飲食店やスーパーなどの接客業の多くが土日勤務必須なのと比べると、メリットは大きいと思います。
バイトの仕事はラク!
市役所等のアルバイトは、予算の削減などで徐々に人数が減っているものの、忙しすぎるとか、キツイ・厳しいといったことはありません。
すぐ隣で働いてる公務員は、すごく忙しそうにしているかもしれませんが、アルバイト は、自分の担当業務を淡々とこなしていれば問題ありませんので、働きやすい職場と言えます。
市役所は職場の雰囲気がいい
職員も半数程度が女性ですので 、職場の雰囲気も良いです。
女性だけではなく男性も半数いるというのも、また良い雰囲気につながっているのだと思います。
女性ばかり、男性ばかりの職場というのは、意外と難しい面がありますからね。
市役所等のアルバイトは、各部署ごとに結構な人数がいますので、近くの部署のアルバイト同士で友人になったりしているケースも多いです。
アルバイト同士、一緒にランチに行ったりできるので、楽しいと思いますよ。
公務員女性同士で、たまにいじめや嫉妬が原因のトラブルなどもありますが、アルバイト女性がいじめられることは、公務員同士よりは多くないと思います。
公務員との出会いがある
公務員男性との出会いがあるというのも、婚活女性にとってはメリットと言えるかもしれません。
実際、世間に公務員男性との出会いを求める方は多いですが、なかなか出会いの機会というものは多くありません。
アルバイトとして公務員職場で働いたことをきっかけに、公務員と結婚したという方も少なからずいます。
公務員男性と結婚したい という方は、市役所等のアルバイトが狙い目です。
仮に配属された部署に素敵な独身男性がいなかったとしても、アルバイト同士のネットワークを駆使して、公務員男性とプライベートの懇親会を開催するという話しはよく聞きます。
若い女性が多くない公務員職場ですので、 若い女性との出会いは、公務員男性にとってもありがたいもの。
仕事上がりに懇親会開催の話を持ちかければ、ほぼ間違いなく乗ってきますよ!
公務員男性の結婚は早いので、公務員男性と結婚したいなら、早めに行動を起こすのがベスト!という話については、以下の記事をどうぞ。
公務員との出会いは20代が勝負!? 他とは違う公務員の結婚事情!
市役所等バイトのデメリット
メリットがいっぱいの市役所等アルバイトですが、デメリットもいくつか存在します。
主に条件面に関することですので、これらのデメリットを受け入れられるか、きちんとチェックしてみましょう!
同じ職場で長く働けない
市役所などのアルバイトは、何年も長く勤めるということが基本的にできません 。
契約期間に上限があるためです。(1~2年程度)
契約満了で辞めていくアルバイトのうち、ほとんどの人は、可能であればもっと長く働きたいと希望しています。
職員(公務員)の立場からしても、仕事に慣れた方や、優秀な方には、ぜひ長く続けて欲しいという希望がありますが、契約期間ばかりは決まりですので仕方ありません。
市役所等のアルバイトを辞めた後は、市役所以外の準公務員職場(関係団体等が多数あります)を新しい職場として紹介をしてもらう人もいます。
準公務員職場でも、アルバイトの仕事内容は、市役所等とほとんど変わりません。
ただ、組織が違いますので、 契約年数の上限規定に引っかからず、働くことができます。
公務員・準公務員職場の求人の探し方については、以下の記事をどうぞ!
市役所バイトは給料が安い
市役所などのアルバイトの給料は、ほぼ最低賃金レベルです。
アルバイト代だけで 一人暮らしを していくのはギリギリでしょう。
実家暮らしや、夫の給料があるといった人が多いのは給料が安すぎるからです。
夫の扶養の範囲内で働けない
給料が多くない官公庁アルバイトですが、年間にすると給与は150万円以上にはなります。
扶養手当や所得税上の扶養などの上限金額は超えてしまうため、扶養の範囲内で働くということはできません。
また、「扶養の範囲内で働きたいので勤務日数を調整したい」と言った対応もできませんので、注意が必要です。
仕事を休みやすいとは言えない
年に10日の有給休暇が認められており、いつでも本人の希望で休むことができます。
しかし、アルバイトがいないと困る仕事(毎日のお茶汲みや新聞のコピー取りなど、毎日欠かせない仕事)があるため、 気軽に休めるかと言うとそうではありません。
もちろん休みをダメと言われることはありませんが 、自分が休むと他の職員がそれらの仕事を担当することになるため、 ある程度の配慮は必要になります。
仕事が暇すぎる
実際にアルバイトさんからもよく聞かれる話しですが、市役所などのアルバイトの仕事は、暇過ぎるということがあります。
毎日やるべき 決まった仕事というのは限られており、それ以外の仕事は、周りの職員に依頼される都度対応するという形になるため、 誰からも仕事を頼まれないとやることがなくなります。
仕事の早い優秀なアルバイトほど、暇を持て余すことになります。
それはそれで辛いものです。
自分から積極的に「何かやることありますか」と声をかけていただけると、職員としても非常に頼みやすく、ありがたいので、余裕があればそのような対応すると良いでしょう。
どんな人がアルバイトとして働いている?
性別はほぼ100%が女性です。
仕事内容に「お茶汲み」といったことも含まれるため、女性向きの仕事と言えます。
求人には「事務補助」と書かれているため、男性からもまれに問い合わせがありますが、「お茶汲み対応などもありますがよろしいですか?」と説明すると、ほぼ辞退されます。
年齢層は、20代から40代と幅広いです。
実家に住みながら、あまり忙しくない仕事を希望して公務員バイトをしている20代の方や、 子育て中の主婦が平日の昼間にできる仕事ということでアルバイトをしているなどのケースが一番多いです。
働いている人に共通しているのは、給料よりも勤務内容や勤務時間のメリットを重視しているという点です。
アルバイトに対する職員からの評価
日々、色々な仕事をしてくれるアルバイトさんには、職員皆が感謝しています。
そのため、職員から厳しく当たられるといった様子を目撃したことはありません。
何か仕事を頼まれる場合でも、 「できる範囲でやってもらえればありがたい」というような低姿勢でお願いされます。
職員とアルバイトでは 勤務時間や担当する仕事の量・内容なども大きく違うため、 完全なる同僚という感じではありませんが、 部署内の飲み会などには当然声がかかるなど、アルバイトさんが 疎外感を感じることはあまりないよう、配慮されています。
多くのアルバイトの方を見ていて感じますが、やはり人間ですので能力に個人差があります。
誰も口には出しませんが、毎年のようにアルバイトが変わるため、どうしても他の人と比較ができてしまうのです。
優秀な方は、仕事が早く正確です。
ただ、どんな方であっても、自分の能力の範囲で一生懸命仕事をしてくれれば 、それはそれで問題ないと思います。
唯一問題視されるのは、仕事中に頻繁にトイレでサボっていたり、廊下でずっとおしゃべりをしていたり、というような 勤務態度が多く見られるような場合です。
仕事の能力に個人差があるのはやむを得ないことですが、勤務態度は個人の意識次第で改められますので 、能力うんぬんよりも 厳しく見られる傾向にあります。
アルバイトとはいえ社会人ですので、最低限のマナーは守るように心がけましょう。
まとめ
市役所などのアルバイトは 安い給料に納得いくのであれば 、お勧めできる仕事です。
実際、離職率がかなり低いため、居心地のよい職場なのでしょう。
毎年多くの臨時職員を各自治体で募集しているので、興味がある方はハローワークや自治体の人事課などに問い合わせをしてみてください。
アルバイトの服装については、以下の記事をご覧ください。
市役所や県庁でバイトする時の服装は?臨時職員は私服でOK!?
それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!