【2020】現役公務員が仕事納めと仕事始めの時期・業務を解説!大掃除も?

こんにちは、現役公務員のミドニーです!

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今回のテーマは、現役公務員が仕事納めと仕事始めの時期・業務を解説!大掃除も?です。

公務員の仕事始めと仕事納めの時期はいつなのか?

仕事納めと仕事始めにはどのような仕事をしているのか?

現役公務員が公務員の年末年始のお仕事事情について解説します!

公務員の仕事納め・仕事始めの時期

今回正月の公務員の仕事納めの日は

2019年12月28日(土)

今回正月の公務員の仕事始めの日は

2020年1月5日(日) 

公務員の正月休暇の時期については、法律で決まっています。

しかし実際には、法律で定められた休暇期間よりも長く休んでる人が多いというのが実情です。

詳しくは【最新】公務員の年末年始の休日は何日休み?をご覧ください。

公務員は仕事納めの日に何してる?

部署にもよりますが、仕事納めの日というのは、実は出勤している公務員は半数程度しかいません。

そのため、職場の雰囲気もゆったりといった感じ。

出勤している職員自体が少ないため、他の部署や関係機関からの電話なども圧倒的に少ないです。

デスクワークに集中でき、たまった仕事を片付けられるので、私は仕事納めの日が意外と気に入っています。

お盆期間中と同じような感じですね。

仕事納めの前日が実際の仕事納め状態

フルメンバーに近い職員が出勤しているのは最終勤務日の前日ということが多いため、実際の仕事納めの日は、最終勤務日の前日といった雰囲気です。

仕事納めの前日にやることとして多いのが大掃除!

民間企業などでも、年末に社員皆で大掃除をするというところが少なくありません。

役所でもそのような習慣は同じです。

廊下やトイレといった公共スペース的なところは、清掃会社の委託スタッフ等が日々綺麗にしてくれていることも多いため、職員が主に掃除をするのは、執務室(普段仕事をする部屋)の中。

棚やデスクを雑巾で拭いたり、不要な書類を片付けたりといったことをします。

電子化が進む世の中でありながら、公務員の仕事というのは未だに紙で文書を保存することが多いです。

ジャンルごとにファイル分けされて整理されてはいるものの、文書の絶対量が多いため、定期的に片付けや処分などをしていかないと、とても収納庫に入りきれません。

大掃除の時は、そのチャンス!

不要な書類やファイル、本などを古紙回収に出したり、シュレッダーにかけたりといった作業なども行います。

年に1回くらいは書類の整理をやらないと、後で大変なことになりますからね。

仕事納めの日の定型あいさつ

私は民間企業に勤務したことがありませんが、おそらく公務員・民間企業問わず、一年の終わりの仕事納めの日の帰り際には、決まり文句の挨拶を交わすことになります。

今年も大変お世話になりました。

来年もよろしくお願いいたします。

どうぞ良いお年をお迎えください。

仕事納めと言っても、皆が一斉に帰るわけではなく、通常の勤務日同様に定時に帰る人もいれば、たくさん残業していく人もいます。

そのため、先に帰る人から順番に職場の同僚や上司に定型文の挨拶をしてから帰宅します。

初めてお正月を迎える新規採用職員であれば、周りの職員の様子を伺って、同じようにしておけば大丈夫です。

ちなみに、仕事納めの日に休暇等を取得するため、他の人より早く休みに入る場合には、自分の最終勤務日に、決まり文句の挨拶を皆にしてから帰宅します。

公務員の仕事始めはどんな感じ?

仕事始めについては仕事納め以上に、部署によって事情が異なります。

対外的なお付き合いが多い部署や関係機関が多い部署では、新年の挨拶に役所に来る様々なお客様をお迎えします。

新年の挨拶まわりというやつです。

挨拶にみえる方は色々な場所をまわるため、役所に滞在する時間は短いですが、名刺交換や新年挨拶用のタオルなどを置いていかれる方が多いです。

そのため、仕事始めの日から数日間は、次々とやってくるお客さんの応対に追われる部署も。

一方で内部管理業務などをやってる部署に関しては、新年の挨拶にみえるお客さんがほとんどいないことも多く、新年だから何か雰囲気が違うということはありません。

こっちのパターンの方が、役所では一般的な気がします。

ちなみに、仕事始めの日についても、仕事納めと同様に、なるべく休暇を取ることが推奨されていますので、半数程度が休みを取得している部署というのも少なくありません。

公務員の仕事始めに関する昔話

仕事始めの時期、東京証券取引所で晴れ着を着た女性達が映し出される映像ニュースを、毎年のように目にしますよね。

実は過去には、公務員組織でも似たような風景が見られたそうです。

仕事始めの日に、女性公務員は晴れ着(振袖などの着物)を着て出勤をしていたという話を複数の役所で聞いたことがあります。

さらには、自治体の職員皆で、昼間に初詣に行っていたなんて話も耳にしたことがあります。

今では考えられない話です。

30年以上前の話のようですが、そのような良い時代があったのだなあ、と羨ましく思ってしまいます。

今では、出勤初日から全力で仕事モードになるのが当たり前ですから、晴れ着を着て出勤するなんて、「仕事をする気あるのか?」と怒られてしまいますよね(笑)

時代の変化というのを感じてしまったエピソードでした。

仕事始めの定型挨拶も必須

仕事納めの時と同様、仕事始めの日ついても、出勤したら新年の決まり文句の挨拶を、職場の上司・同僚にしてまわります。

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

出勤時間は人によってそれぞれ違いますので、自分が出勤したタイミングで、既に出勤している人のところに挨拶に回るイメージです。

逆に、自分より後から出勤した人がいた場合、その人の方から挨拶に来てくれるのを待つというスタイルで問題ないかと思います。

注意点としては、誰かが挨拶に来てくれた時には、必ず席を立って挨拶をするということ。

社会人の常識ですが、意外とこういうことができていない若い人が多い、なーんて先輩の愚痴を聞いたこともありますので要注意です。

仕事納めと仕事始めの服装

仕事納めの日については、特に服装を気にする必要はありません。

しいていえば、大掃除の日は書類のホコリが半端ないので、マスクと汚れても良い服装が必須ということくらいでしょうか。

一方で、仕事始めの日については注意が必要です。

先にお伝えしたように、来客が多い部署というのもありますので、あまりラフな格好は避け、できればジャケットを着用して出勤すると良いでしょう。

ちなみに、昔みたいに着物を着て出勤するなんて人はいませんので、絶対しないようにしましょうね。

まとめ

仕事納めや仕事始めの日というのは、部署によって、普段と少し違った業務があるところ、全くいつもと変わらぬ業務というところなど、様々です。

どの職場も共通で気をつけるポイントとしては、仕事納めもしくは仕事始めの日近くに外部の関係者などから電話がかかってきた際には、「今年も大変お世話になりました」とか「本年もよろしくお願いします」といった挨拶を一言添えるとスマートです。

とはいえ、全然面識のない電話の相手に対してまで、そのようなことを言うのはやりすぎな場合もあるので、普段からお付き合いのある相手には、そのような挨拶をしてみると良いでしょう。

それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!