こんにちは、現役公務員のミドニーです!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは、現役公務員が教える面接対策!面接官に好かれるのは○○な人!!です。
受けた公務員試験全てに合格した経験や、人事担当者からの話などをもとに、公務員試験受験者のお役に立てる情報をお伝えしていきます。
面接官に好かれるためには、○○な人と思わせるのがポイントですよ!
さっそく見ていきましょう。
面接対策の基本的な考え方
まずは押さえておくべき大前提について説明します。
公務員試験の面接官は同じ自治体の公務員です。
採用後に同僚や先輩後輩として、一緒に働く可能性があります。
そのため、面接官に一緒に働きたいと思ってもらえるかどうかというのが、面接においてかなり重要なポイントにになってきます。
公務員試験の面接官については、こちらの記事で詳しく説明していますのでご覧ください。
公務員試験の面接官ってただの素人!?面接官を知れば対策もわかる!
面接官に一緒に働きたいと思ってもらえるためのポイント
面接官に一緒に働きたいと思ってもらうために、押さえておくべき具体的なポイントを説明していきます。
コミュニケーション力のある人
公務員試験の面接において重要視されているのは、コミュニケーション力です。
最近合格して入庁してくる若手職員は、皆コミュニケーション力に長けているという印象があります。
世の中の人が考えるような、一昔前の公務員のイメージとはかなり違います。
今の公務員の仕事というのは、コミュニケーション力なしには達成不可能な業務が多いです。
また職場内でも、コミュニケーションが円滑に図れない場合、仕事に支障が出ることは少なくありません。
そのため、コミュニケーションスキルをうまくアピールするのは、公務員試験面接における必須項目だと考えておいてください。
- 人と接するのが好き
- 幅広い友人関係を持っている
- チームワークを重視している
などの点を質問の回答などのなかで、さりげなく伝えられると良いでしょう。
誰だってコミュニケーション力の低い人とは仕事をしたくないですからね。
謙虚で柔軟な姿勢の人
自信を持ってハキハキ喋る人というのは、基本的に相手に良い印象を与えるものです。
しかし、まれに自信を持つの意味を勘違いし、謙虚さに欠ける人というのがいます。
仕事において、自分が正しいと思ったことが必ずしも正解であるとは限らないという場面は多々あります。
他の人の意見を柔軟に受け入れ、自分の姿勢を変えていくことができる人というのが、公務員に欠かせないスキルである調整力のある人だとみなされます。
自分の考えを主張することはまず大切ですが、それが違うかもしれないという可能性も踏まえ、自分だけが絶対に正しいと強く主張しすぎるのはやめましょう。
特に集団面接や討論において注意が必要です。
聞く姿勢、受け入れる姿勢を示し、他者の意見を踏まえたうえで、自分オリジナルなプラスアルファの意見を言えるとベストです。
個性や提案力がある人
個性や提案力というのは公務員のイメージとはかけ離れているように思うかもしれませんが、これからの公務員に必要となってくる重要な要素です。
今後、公務員の仕事にもAIなどが台頭してくる中で、個性のない人は、公務員職場に必要なくなってきます。
他の人とは違う、何か光る個性を持っている人や、新しい価値や提案を生み出せる人というのが、AIとは違う人間力のある人とみなされます。
学生時代に何か特別な経験をしたとか、仕事と一見関係なくても変わった特技やスキルを持っている人は、さりげなくそれをアピールしましょう。
仕事に関係のない特技であっても、そのような引き出しを持っている、チャレンジ精神のある人だと印象つけることができます。
意欲とチャレンジ精神がある人
新規採用職員に求める資質の一つとして、若く元気があり意欲的である、というものがあります。
もっとこうしてみよう、もっとチャレンジしてみよう、という意欲と柔軟な発想いうのは、若さから溢れ出てくる若者ならではの財産です。
知識や能力がベテラン職員に及ばないのは当然ですが、若さゆえのチャレンジ精神というものは組織においても高く評価されます。
面接においても自分が意欲的な人間であるということを上手にアピールしていくことで、公務員組織に新しい風を取り入れてくれる若手職員になりそうだと思ってもらうことが大切です。
メンタルが強そうな人
最近の若者はメンタルが弱いと言う評価をしているベテラン職員もいます。
すぐに辞めてしまうとか、注意するとへそを曲げてしまうとか、そういった若手職員に苦労した経験のある人は、メンタルが強そうな人に合格してほしいと思っています。
公務員組織は意外ととメンタルの不調による休職者の多い職場です。
ほとんどの公務員はそのような職員と同じ職場に勤務した経験がありますので、職員数も減少傾向にあるなか、これ以上、休職者が増えるのは避けたいというのが組織としても、個人としても本音。
メンタルの強さは、ある意味最低条件です。
これまでに乗り越えてきた苦難などがある人は、それをアピールすることで、困難に負けないメンタルの持ち主であることをアピールできるでしょう。
前向き思考であることを伝えるのも効果的ですよ。
面接は基本的な人間力の勝負
誤解されがちですが面接は能力やテクニックを競う場ではありません。
面接は人間力を見る場所です。
詳しく説明していきます。
基本的な人間力の勝負の場
そのためこれさえやれば合格という裏技は空振りに終わることも。
他の人がやらなそうな裏技に取り組むということ以前に、自分が面接官にとって一緒に働きたいと思わせるような人かどうかということをよく見つめ直してみることが大切です。
知識は期待してない
面接官は学生に対して公務員や行政の詳しい知識というものは一切期待していません。
またそのような知識はいくらでもあとから身につけられるものと思っています。
面接では知識を披露するのではなく、人間力をアピールして下さい。
自分はこんな人間で、こんなことを考えている、と自分に興味を持ってもらうのです。
質問は意欲を図るために聞いているだけ
志望動機や行政の考え方などについて質問をされるのは、その人の知識量を問うためではありません。
意欲や思考パターンを見るために聞いているだけなのです。
そのため実際にどんな内容答えるているかというよりも、その答えに熱意があるかどうかという点を重視しています。
正解を答えることに必死になりすぎるよりも、自分の本当に思っていることを答えた方が面接官の心には響きます。
自分の言葉でないものはただのセリフですので、どんな素晴らしい意見を言っていても相手の心には届かないものです。
まとめ
今回は公務員試験の面接対策についてお伝えしてきました。
これさえやっておけばという裏技などもよく見聞きしますが、実際にそれらは面接合格の決定打になるということは少ないように思います。
そもそもそんな裏技で簡単に合格できるようであれば、みんなやっているでしょうからね。
公務員試験の面接官については、以下の記事に詳しく書いてあります!
公務員試験の面接官ってただの素人!?対策・コツは面接官を知ればわかる!
今回も貴重なお時間の中、ご覧いただきましてありがとうございました!