公務員試験の併願は面接で伝えるべき?本命でないことはバレる?

こんにちは、現役公務員のミドニーです!

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今回のテーマは、です。

公務員試験を併願していること、面接で伝えちゃっていいの!?

本命じゃないところにも、本命と言っておくべき?

複数公務員試験に合格した私の経験談などを踏まえてお伝えしていきます!

公務員試験の併願先を面接で聞かれる理由

公務員試験の面接を受けると、必ずといって言いほど併願先を聞かれます。

面接の中で質問される以外にも、面接シートの記載項目の中に併願先を書く欄があるというケースが多いです。

公務員試験受験者は同じレベルの公務員試験を併願していることが多く、本命に合格するとその他の公務員試験については、内定を辞退をするということになります。

採用する側にとって内定を辞退されるということは、これまで面接にかけた労力が水の泡になるということ。

また内定を辞退されるとわかっているのであれば、他の人を合格させたということもにもつながるため、どこを併願しているのかどこが本命なのかという情報は知っておく必要があるのです。

公務員試験の併願先は伝えるべきか

私も公務員試験を受験する時にはいくつか併願をしましたが、どの受験先にも正直に併願先を伝えることはしませんでした。

ただ、「ここしか受けていません!」というのは明らかに嘘っぽいので、同じようなレベルの公務員試験のうち一般的なものを一箇所だけ選び、併願先として伝えていました。

例えば都道府県庁の面接においては、「併願先として国家公務員一般職も受験しています」といった感じです。

結果的には「併願していません」と嘘をついて疑われるより自然で良かったと思っていますが、併願していると伝えたことにより併願先について色々なことを聞かれました。

公務員試験の併願先について言われること

併願していることを伝えると質問されたのは次のようなことです。

本命はどこなのか

ほぼ100%聞かれますが、どの受験先に対しても「本命はこちらです」と答えました。

面接外のところで人事担当者から「採用結果には影響しないので、本当にうちが本命なのか本当のところを教えて欲しい」と聞かれたこともありました。(国家公務員受験で某省の採用担当者から聞かれました)

本当は地元自治体が本命であったため、申し訳ない気持ちになりつつも「国家公務員○○省が本命です」と伝えました。

本命を聞かれた時に「実はこちらは本命ではありません」と言ったらどうなるか。

試したことがあるわけではないので分かりませんが、多くの受験者が私と同じようにどこの受験先に対しても「本命です」と答えているので、「本命ではない」と正直に答えたことがプラスになる可能性は低いでしょう。

「正直な人で好感が持てる」と思われたところで、相手が採用内定を出したいのは【内定を辞退しない可能性の高い人】です。

このことを踏まえると、本命ではないことを正直に伝えるのはリスクが高すぎると思います。

私が採用担当であれば、内定を出すことを躊躇するでしょう。(人事担当が内定を出したい優秀な人は、余所でも内定をもらえることが多いですしね)

どうしてうちが本命なの?他の職場(地元など)の方が良いのでは?

これもかなりの確率で聞かれた質問です。

本命の受験先でこの質問をされた時は、そのまま本音(本命である理由)を伝えれば良いので非常に答えやすかったのですが、本命でない受験先で質問されると、本音ではない回答を伝えなければならないため、あらかじめ答えを用意しておく必要があります。

私の場合、内定をもらった(辞退した)国家公務員の某省に関しては、何回も面接を受ける中で仕事内容への興味というのが強くなっていきましたので、「最初は地元の都道府県が本命でしたが、仕事内容を知るにつれこちらに就職したいと思うようになりました」と、あながち嘘ではない回答を伝えました。

全く思ってもないことを伝えても面接官の心には響きにくいため、受験先について「ここが良い」と自分が思ったポイントがあるのであれば、それを回答に織り込むと効果的です。

ちなみに、最初からこちらが本命でしたというのも回答としてはアリですが、国家公務員に関しては面接回数が非常に多く、仕事内容を面接などを通して知っていく機会というものが用意されていますので、それらを通して意識が変わっていたというのはそれなりに説得力のある回答だったかなと思っています。

面接官にも納得してもらえた様子でした。

本命と併願先の両方に合格したらどうするか

「複数の受験先を合格したらどうしよう」というのは嬉しい悩みでもありますが、実際に合格してしまうと内定辞退の申し出をしなければいけないという、少し憂鬱な問題でもあります。

内定を辞退するときは、辞退することが決まったらなるべく速やかに連絡をするのがマナーです。

また内定辞退先に対して、実際に多大な迷惑をかけていることになりますので、真摯に謝罪しましょう。

私も内定辞退の連絡をしましたが、その時にかなり厳しい口調で色々と言われた経験があります。

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公務員試験の内定辞退体験談!国家も地方も電話で謝罪しました

まとめ

公務員試験を併願しているのは、一般的なことです。

人事担当者もそこらへんの事情は十分に知っています。

「併願していません」とか「こちらが本命です」という受験者の発言も、ほとんど嘘だということも知っています。

(誰が嘘で誰が本当かまでは、なかなか見抜けないとは思いますが)

事実と異なることを伝えたり、本音を探り合ったりというのは、駆け引きのようで良い気持ちのするものではありませんが、一生がかかった大切な就職試験だということを考えると、周囲の受験生と同じ対応をしておいた方が無難です。

正直者がバカを見るなんてことになったら、もったいないですからね。

併願した結果、複数合格した時に悩みの種の「内定辞退」について、体験談を記事にしましたのでこちらもご覧ください!

公務員試験の内定辞退体験談!国家も地方も電話で謝罪!?

それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!

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