こんにちは、現役公務員のミドニーです!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは、公務員の忙しい部署とは!?暇な職場とどっちがいいの!?です。
公務員職場には忙しい部署と暇な部署があり、どこの所属に配属それるかによって公務員人生は大きく変わってきます。
どのような部署が忙しいのか?
暇な部署とはどれくらい違うのか?
どちらの部署にも勤務した経験がある現役公務員が実態をお伝えしていきます!
忙しい部署と暇な部署
同じ公務員組織でも、忙しい部署と暇な部署というものは存在します。
ブラック企業並みに不夜城のようなところもあれば、仕事らしい仕事がほとんどないような所もあります。
もちろんそれらは例外的なケースであり、多くの部署は能力のある人が必死に働けば、ほぼ定時に帰れるくらいの忙しさではありますが・・。
忙しさの違いは、仕事量に換算して倍以上。
しかも給料はさほど変わらないという悲しい現実も。
残業すれば残業代は出ますが、全額出るとも限りませんので、手取り給料が倍以上違うということはまずありえません。
これだけ聞くと暇な部署に行った方がラッキーなのではないか、と思ってしまいますよね。
実際のところはそうとも言えないのですけどね。
公務員の本庁勤務は忙しい
役所には、本庁と出先機関というものがあります。
本庁というのは、いわゆる県庁とか市役所とかのメインの建物のことです。
一方、出先機関というのは、分所のようなところや、保健センター、税金・土木等の事務所、公立病院や学校など。
ものすごくざっくり言うと、本庁が組織管理業務、出先が現場業務ってイメージです。
忙しさで言えば、圧倒的に本庁が忙しいといういう傾向があります。
予算や人事の取りまとめなど、役所の仕事の中枢を担っているのは本庁だからです。
急ぎの仕事が突発的に入ることも多いため、急な残業が多いのも出先機関より本庁です。
役所内の忙しい部署
役所において代表的な忙しい部署は、以下の通りです。
- 財政部門
- 人事部門
- 医療福祉部門
- 各部局のとりまとめ部門
これらの部署は、仕事量は多いですが公務員の花形部署でもあります。(医療福祉部門は花形というより単に業務量が多すぎなだけ)
仕事の内容も高度なレベルを求められるため、当然優秀な人が配属されます。
公務員組織において優秀な人というのは、残念ながら忙しい職場ばかりにいかされる運命なのです。
これを避けるために、仕事の出来ないふりをする人もなかにはいますが、ほとんどは能力に見合った部署配置がされています。
役所内の暇な部署
暇な部署=出先機関の半数
こう思っていただければ間違いないかと。
どんな部門が暇かというより、出先なら暇というのが真実です。
先ほど忙しい部門にあげた医療福祉部門であっても、出先機関であれば比較的暇な部署が多いですからね。
(出先でも忙しい部署はありますが、例外的なケースですし、本庁のブラック職場よりはだいぶマシです)
暇な部署というのは本当に暇です。
かなり暇な部署の仕事というのは、はっきり言って仕事ができる人であれば週3勤務で十分こなせる仕事量です。
仕事中にのんびりおしゃべりをしていても全く問題のないゆったり感。
激務の本庁の部署からして見ると羨ましいを通り越して別次元の職場という感じです。
本庁でも暇な部署はあるか
本庁の中で暇な部署を敢えてあげるのであれば、給与や会計などの総務関係を扱っている部署というのは、比較的暇なことが多いです。
突発的な仕事も少ないため、育児中の残業のできない女性職員などが多く配置されている傾向にあります。
優秀な女性が育児中は総務関係の本庁部署に配属され、子供が大きくなってきたら徐々に忙しい部署に配属されるというパターンはよくあります。
まとめ
忙しい部署をハズレくじと思うかどうかはその人次第ですが、周囲の人を見ていると、
忙しい部署に配属された=評価されている、やりがいのある仕事ができる
と前向きに捉え、意欲的に仕事に取り組んでいる人が多い印象です。
というか、そのような前向きな考え方ができる優秀な人を忙しい部署に配置しているということかもしれません。
どちらがいいかは、その人次第!
ちなみに私は、暇すぎる部署もそれはそれでつまらなかったので、忙しいけど必死で働けば定時に帰れるくらいの部署が最高だと思っています。
公務員の残業事情について気になる方は、こちらの記事もどうぞ!
それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!