保険証紛失時の再発行手続き・対応!始末書は必須?こっそり裏話も!

こんにちは、現役公務員のミドニーです!

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今回のテーマは、保険証紛失時の再発行手続き・対応!始末書は必須?こっそり裏話も!です。

保険証を紛失してしまったらどうしたらいいのか?

再発行にはどのくらい期間がかかるのか?

現役公務員が保険証紛失時の再発行手続きと色々な対応から裏話まで、詳しく解説します!

保険証を紛失したらどうする?

保険証を紛失した時、多くの人が考えるのが、「すぐに再発行しなければ」ということだと思います。

これは正解です。

後半で説明していきますが、「すぐに」再発行というのもポイントです。

しかし、保険証を紛失した経験がある人なんてあまりいませんので、何から手続きをしてよいか慌ててしまうもの。

保険証を紛失したら、実際にどのような手続きをとらなければいけないのか、詳しくお伝えしていきます!

保険証の再発行手続き・紛失届はどこに?

保険証を再発行するために、まずは同じ職場の庶務(総務)担当者に連絡をします。

大きな会社・組織であれば、庶務担当者が保険証の再発行手続きを進めてくれるはずです。

庶務担当者から指示された保険証再発行のための申請書類などに記入して、提出しましょう。

身近に庶務担当者がいない場合などは、会社内の保険証関係の部署に連絡をします。

総務課のようなところです。

公務員であれば、共済組合を担当している部署が該当します。

そのような部署に直接連絡した場合でも、庶務担当者に連絡した時と同じように、再発行のための申請書類の提出を求められます。

あとは、指示に従って記入・提出すればそれで完了です。

申請書に添付書類は基本的に必要ありませんので、一枚の申請用紙に記入・提出すれば、それだけで手続きが完了するケースが多いです。

そもそも紛失したことを証明する書類なんて、添付することが困難ですし、警察の紛失証明書なども必要ありません。

申請すれば、あとは再発行を待つだけです。

保険証を紛失すると始末書必須?

保険証の再発行申請をする時、紛失した理由)紛失場所などについて簡単に記入する欄があるかもしれませんが、基本的には始末書のように大げさなものではありませんので、身構えなくても大丈夫です。

ただし一部の民間企業の健康保険組合では、始末書といった形で書かされるところもあるようです。

ちなみに共済組合(公務員が該当)や社会保険事務所(大企業でない会社員が該当することが多い)での再発行手続きについては、始末書のようなものは必要とされていません。

保険証再発行にかかる期間・日数

保険証の再発行にどのくらいの期間がかかるのかについてですが、実は公務員・民間企業問わず、職場によってかなり異なります

というのも、保険証を担当している部署ですぐに印刷・発行できる組織もあれば、別の専門部署に再発行を依頼する手続きが必要になるようなケースもあるためです。

また、再発行するための審査スピードなども、組織の仕組みやシステムの関係等でかなり異なります。

さらに、保険証発行部署が繁忙期かどうかも関係があります。

特に採用・退職が集中する4月は、保険証の発行件数が他の時期より圧倒的に多くなりますので、通常よりも再発行に時間がかかります。

再発行までの期間をあえて日数で示すなら、早くて3日、遅くて1か月以内で考えておくとよいでしょう。(実際に3日のケースも1カ月のケースも実例を知っています)

通常は、2週間以内には再発行をされた保険証が手元に届くことが多いかと思います。

再発行期間は組織・会社によりかなり差があるため、心配なようであれば、保険証を担当している部署にあらかじめ再発行にかかる日数の目安を聞いておくと良いでしょう。

保険証の再発行は有料?

保険証の再発行は、どのような保険証であっても手数料等はかかりません。

何回紛失・再発行しても無料です!

そもそも保険証を最初に発行する時も、発行手数料というのは徴収されていませんので、再発行の時も同じように無料で発行できるというわけです。

紛失した保険証が見つかったらどうする?

もし紛失したと思っていた保険証が後から見つかったら、どうすべきか?

保険証を1人で複数枚持つことはできませんので、1枚だけを手元に残して、保険証発行元の健康保険組合等に返却する必要があります。

再発行前の保険証か再発行後の保険証、どちらを返却すべきかについては、保険証発行元の部署に確認してください。

ちなみに、保険証を紛失した時に心配になる悪用については、以下の記事を参考にどうぞ!

参考: 保険証紛失時の悪用対策と確認方法!慌てる前に必読!

保険証の知られざる裏話

ここから先は、紛失した保険証を発見したけれど、返却しなかったらどうなるか、という裏話をしたいと思います。

実は、保険証を2枚持っていても、基本的にばれることはありません。

(厳密には、ばれる可能性はゼロではないのですが、ばれるのは結構なレアケースのため、説明は割愛します)

保険証は、ただのアナログなカードですから当たり前です。

そして、保険証に記載された番号等が全く同じ保険証であれば(通常は同じです)、元の保険証も再発行後の保険証も、どちらも病院で普通に使用することができます。

意図せずに保険証2枚体制という、超便利体制になってしまうということです。

自宅保管用と持ち歩き用みたいな使い分けができてしまいます(笑)

とはいえ、これは余談ですので、普通の人はそんなことはせずに、ちゃんと返しましょう。

まとめ

保険証の再発行方法は意外と簡単です。

職場内での手続きだけで済むという点でも、運転免許証よりも絶対にラクだと思いますので、面倒くさがらずにとにかくすぐに再発行の手続きをしましょう。

保険証というのは病院に受診をする時に必要となってくるものです。

すぐに再発行をしないと、後々いろいろな面倒が生じてきます。

だからこそ「すぐに」再発行が重要なのです。

保険証が無い時に病院にかかるとどうなるかについて解説した以下の記事も是非お読みください。

再発行が遅れることで多くの面倒が増えてしまうことがおわかりいただけるかと思いますので、きっとすぐに再発行の手続きをしたくなると思いますよ!

参考: 保険証紛失時でも病院受診・診察は可能?高額な医療費がかかることも!

それでは、今回も貴重なお時間のなか『現役公務員ママの本音とリアル』をご覧いただきまして、ありがとうございました!